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読書記録#008 一汁一菜でよいという提案(土井 善晴 著)

今日は、今までの本からちょっと装いを変えて、食事作りを負担に感じている全日本人に捧ぐ、料理研究家 土井善晴先生の著書をご紹介します!

1.概要紹介

「日常の食事は、ご飯と具だくさんの味噌汁でよい」という土井善晴先生の提案。お父様(土井勝さん)も料理研究家だった土井先生の幼少期のエピソードなども語られています。

2.どんな人に読んでほしい?

  • 時間に追われて、副菜をたくさん作れてないことに罪悪感を感じている人

  • 自分の食生活を見直したい人

3.本から得た学び・エッセンス

  • 人間の暮らしでいちばん大切なことは、「一生懸命生活すること」。料理の上手・下手、器用・不器用、要領の良さでも悪さでもない。

  • 見返りを求めない家庭料理は、命をつくる仕事。

  • 家庭料理が、いつもいつもご馳走である必要も、いつもいつもおいしい必要もない。


4.さいごに

毎日の家庭料理においては、取り繕う必要なんてなくて、季節の素材をできる範囲の手間をかけて料理すれば良いとのメッセージ。
他ならぬ土井善晴先生がそう言ってくれるというのが、肩の荷が降りる気がしました!

毎日20時前後に帰宅して、そこから急いで簡単な晩ごはんを作って小学生息子2人に食べさせるという生活を送っている私への救いになります。(ほんとはもっと早く帰ってこれたらいいんだけど!)

読了日:2023/01/09