MOXY録

黙示録の獣、バビロンの大淫婦、もくしろく666、中二病全開のタイトルですが、落語会のお話です。ドナドナというネタをやりまして、あのネタは悪魔にとりつかれたような歌ネタなので、こんなタイトルにしてみました。

よければこちらのインスタ動画をご覧あさーせ。浅瀬。

どうゆうわけかミュージシャンで、私の思い出というバンドの登山さんが音響などをしてくださってる謎の落語会がこのMOXY落語会。
会場はハイカラ、スタイリッシュかつグローバルなテルホ、MOXY京都二条さんで桂優々兄さんがはじめられたさらに謎の落語会で、
僕が数回前から合流する形で二人会になった謎の謎の謎の落語会。

規模がでかくなれば陰謀論も語られはじめるくらい謎の落語会。規模がでかくなればな!!

宣伝だけの記事は書かんとこと始めて、画像とかも使わず文字のリズムだけで楽しく読んでもらおうとはじめたのにソッコーでその制約をとっぱらっちゃうくらい集客が不安な会だったが、なんと、昨夜は、四人も!!来てくれましたー!!やったー!!

やったー!やあれへんねん。

でも僕の来てほしい!熱意は伝わったと思います。来てくれた皆さんはそれに応えてくれた!ありがとう!遠いところから来てくださった方がほとんどでしたし。
まじ奇特!茶人!かわりもん!ものずき!ストレンジャー!変態!(悪口ヤーン)

チケ代もそこそこしまんねん。
せやのに、せやのに、せやのに優々兄さんはえらいバタバタしてはって、わしがとりあえず出てしゃべっときますわー、着いたら兄さんしゃべってくださーいと連絡した。
僕のイメージではよ?マクラとかるーい落語じゃない歌ネタのピンネタをして、兄さんが出て古典、でまた僕が出て新作。のイメージやったんすよ。兄さんがいかに自分がバタバタしてるかをめっちゃ長くしゃべって鷺とり(という古典落語)をしてそのまま終演という流れに。いや、着物着て待ってたし、お客さんもその感じやったわ!16周回って笑けた。


言葉にしないと想いは伝わらない。

これはほんまにそうよ。

しかし皆さん遠いところありがとうございました。
告知にも書いてたし、ロビーで飲めるようになってるから珍しくお客さんとお話させてもらった。この会はホテルの雰囲気もあってそんなんもありかな、と思ったので

いらんことまで言い過ぎんようにしながら話すのは自分には少し難しいんやけど、たまにはこういうこともさせてもらおう。

自分はなんで落語をするかと考えたら、落語会にきて笑ってもろて、日常から少し離れていただいて翌日からまた仕事や日頃のコミュニティに戻ってもらう、また普段のコミュニティの中にこちらが入ってって笑ってもろて潤滑油やカンフル剤になる。それがやりたくてやってると思う。それを自分の場合は新作でやる。ということに尽きる。
賃金を得るための労働や、生活を維持するための作業は同じことをすることになるし、そこにやりがいを見いだすことも可能やけど、
変なことをするわけにはいかんわけで。

もっと言えば世間におもろい喋りをする人山ほどおるし、投稿職人なんかめちゃくちゃすごいネタを考えるし、素人落語でもうまい人たくさんいるし、知識豊富な人も、信じられないような体験してる人も山ほどおる。

じゃあ私はなにをするかと言えば、確実になんとしてでも客席を沸かすしかないじゃないですか、と。

自分などはまあ噺家の中でもかなりマージナルなポジションやし、そうあり続けたいけど、とりあえず落語をやりたいな。


そのためにはお客さんにきていただかないと!

次これな!

また画像貼った!

実は私12月12日で入門12周年なので、
前日の11日にたくさん会いに来てくれると嬉しいです。

関西の舞台が増えはじめてここ数ヶ月、会場に足を運んでくれたり、noteやツイキャスに投げ銭をしてくれたり、差し入れしてくれたり、皆さんほんとありがとうございます。

これからもご自分のペースで良いので僕の落語観にきてくれると嬉しいです。
まだ生で観たことないかたもぜひ思いきって来てみてください。

じゃあまた明日!


新作落語を創って発表しています。サポートいただけると嬉しいです。作品に活かすための資料の購入費などにつかわせてもらいます。ありがとうございます。