月亭太遊

上方の新作落語家。youtube→https://www.youtube.com/ch…

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  • 月亭太遊新作落語アーカイブ

  • 事態が収束するまで毎日新作落語を発表する【にんげんの檻】編

    事態が収束するまで毎日新作落語を発表し続けています。自宅でひたすら作ってはアップしています。ただ今「にんげんの檻」というシリーズをやっている最中です。

  • 新作落語家はどうぶつの森の中にいる。あつ森住み開き。

    あつまれどうぶつの森の中に魂をうつして活動中!みなさんのご来島をお待ちしてます!

  • 三朝温泉毎日2公演40日

    三朝温泉毎日2公演40日

最近の記事

大魚

ちょっと頑張るのが遅すぎたかもしれない。人生のタイミングみたいなものは当人には計ることができない。12周年を盛大にやろうと思ってて、35歳の年からやる気を出そうと思っていたし、2020年からいろいろと激動の時代になるだろうとは思っていたけど、まさかの疫病大流行。地方に住みつつ東京大阪を行き来すればいいと考えて九州に住み始めたものの、移動が一番難しい時代に突入した。そしてこれはもう相当な覚悟をもって、何もしないべきだと思っていたら、なんとなく済し崩し的に犠牲を伴いながら世間が動

    • 月亭太遊 スケジュール

      こちらにすべてのSNSと 当面のスケジュール、予定を掲載しております。 一応スケジュール 太遊+羽光 拡張する落語 京都編 5/20月亭太遊+笑福亭羽光「拡張する落語」京都編 【日時】2023年5月20日(土) 本落語会は2回公演です。 第1回:10:30開場 11:00開演、12:30終演予定 第2回:13:30開場、14:00開演、15:30終演予定  【会場】lux studio kyoto/逢坂憲吾写真事務所 (京都府京都市中京区壬生相合町13-15 ナ

      • 大阪が死んで僕がうまれた

        こんにちは月亭太遊です。転居、大分→京都→大阪。大阪での生活、一か月とちょっとが経とうとしています。みなさんに助けていただきながら、ぼちぼちと落語ができるようになってまいりました。そして、今年に入ってやっとこさ自分のつくった新作落語オンリーで喜楽館などの寄席や、先輩方にゲストで呼んでいただいたときに笑っていただけるようになってきました。本当に嬉しいです。 2020年から2022年までほぼ自宅にいて引きこもったり、たまに働きに出たりしていましたが、そのときのことを思うとありが

        • ゆうきんおじさん

          昨日はそこそこええ時間まで労働。噺家の皆さんが新幹線移動の際に食べられている、でおなじみ駅弁を箱詰めする仕事だ。 ひたすら段ボールにシールを貼る仕事だ。これだけ6時間やっておきたかった。 なにをさせられているかわからない作業をひたすらさせられると滅入ってくると言うが そんなことはない。段ボールにシールを貼る仕事だ。それ以上でもそれ以下でもない。 会社のために、とか、人様のために、とか、より効率化を!もっとクリエイティブなことを!とか考えるからしんどなる。賃金をえるための労働

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          MOXY録

          黙示録の獣、バビロンの大淫婦、もくしろく666、中二病全開のタイトルですが、落語会のお話です。ドナドナというネタをやりまして、あのネタは悪魔にとりつかれたような歌ネタなので、こんなタイトルにしてみました。 よければこちらのインスタ動画をご覧あさーせ。浅瀬。 どうゆうわけかミュージシャンで、私の思い出というバンドの登山さんが音響などをしてくださってる謎の落語会がこのMOXY落語会。 会場はハイカラ、スタイリッシュかつグローバルなテルホ、MOXY京都二条さんで桂優々兄さんがは

          きて!二条MOXY

          (日記は昨日かきました) 今日はオフ。明後日もオフ。明明後日もオフ。 明日だけはオフじゃない。明日はオン。 つまり落語をする日にだけど。 今オンとオフの間くらい。 それはお客さん来なかったらオフになるから。 前回の記事でも書きましたように、お客さん一人ってところからスタートしてますから、 この会 来てください!!

          きて!二条MOXY

          12月8日京都二条きて

          Something Shockから一夜あけて、落語をしない日だった。 こう書くと落語をする日が当たり前みたいに感じるかもですが、しない日の方が当たり前に多い。 やるべきことをやる。 とりあえず目前にせまっている優々兄さんとの会のお客さんを呼ぶことが先決だ。 京都に来るだけでもすでにええということがある。 まずそこだ。 そしてこの会は非常にのんびりしておりますので、もしよければ会終わり時間さえ許すならホテルのロビーでおはなしなどしましょやないか。 嫌なら全然いい。 でもね、

          12月8日京都二条きて

          SOMETHING

          今日は師匠の独演会。in繁昌亭。 僕は四年ほど九州に行ってたから参加できないこともあったけど、今年は立ち合うことができた。ほんまに立ち合っただけ。 ていうのも弟弟子たちがテキパキ動きすぎてすることが特にないのだ。 太鼓はなんとなく、笛はもちろん吹けないし、終始ウロウロしてた。 そんな僕にも役目が与えられた。師匠の舞台上での生着替えのお手伝い役だ。自分も38才のオッサンだ。何も考えずにわりと派手な着物着てきたし。うまくお手伝い役がつとまるだろうか。適材適所の反対。悲壮感が出て

          姫路~スパスパ喫茶店からスロウなカリカリカフェへ~

          今日は月亭秀都くんの会、カリカリちゃん寄席。姫路。 やっぱり姫路までは小旅行。言うほど遠くはないけど。早くついて、街の観光でもするか!と思ったけど、まあ姫路やし、またすぐ来るやろし、そんな張り切る必要もないし、茶でもしばくか。となった。それが姫路。 地下街の喫茶店。飲食店のみなさんの昼休憩とぶち当たりました。休憩時間に急かされるようにタバコを吸う姿が好きだ。タバコなと吸わしてもらわなやってられまへんわ!っていうのがね。「禍」以降、賃金を得るための労働をしないといけなくなり

          姫路~スパスパ喫茶店からスロウなカリカリカフェへ~

          宇治deシュトーレン

          なんばでモーニングコーヒー。電車に乗り近鉄新大宮へ。そこから文五郎カーで宇治の野菜の美味しい料理屋さんNICOさんへ。 今日はシンガーソングライター本井美帆さんと文五郎・太遊のコラボイベント。 僕は「たまげほう」というネタを。 今日はパフォーマンスはそれぞれなので、そんなにおはなしできなかったですが、本井美帆さんはお声がすごくきれいで、かつめちゃくちゃ面白そうな人なのでもっと仲良くなりたいな、と思いました。ロッククライミングをされるということでシンガーソングクライマーを名乗っ

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          FM五條ヒルドキッ

          文五郎3DAYSの中日。後輩の桂文五郎君と昨日落語会をして今日は生放送のラジオ。明日は宇治でのイベント。 近鉄御所に9時過ぎに着く。卵の農場がやっている駅前の直売所兼カフェでトーストのモーニングを食べていると文五郎到着。文五郎の運転でFM五條に到着。 ヒーコーとバコタで一服して、スタッフさんにご挨拶をしてブースに入る。そっからブースに入って11時から生放送3時間。メッセージやリクエストありがとうございました。ラジオはいいね。あっという間に時間たっちゃうけど、まぁこれ二人や

          FM五條ヒルドキッ

          西宮えびす亭

          本日は、西宮えびす亭昼夜。平日ということでなかなか集客もむずかしいと思ってたけど、来てくれたかたおられてありがたかったです。文五郎と二人でながめのオープニングトーク、僕のネタは昼「場末のバステト」夜は「来て!観て!イミテイ村」。 文五郎と同じ喫茶店に一日に二回行った。一回目に昼食としてカレーを食べた。美味しかったけど、パンチがなかった。カポエイラやないねんから。 あと西宮えびす神社にお参りにも行った。福男のレースに参加予定ないのにカーブで足場確認。柏手をめちゃくちゃデカイ

          西宮えびす亭

          スタディ(再投稿)

          なぜか昨夜の記事が消えてしまいましたので まったく同じ内容あげておきます。 この記事は無料です。 過去記事に足掻いたあとが残っているこのnote。久々に更新。 最近文章書くのが苦じゃなくなったので出来る限りnote更新してみようと思う。温度の低い感じにはなるだろうけど、驚かず読んでいただきたいです。 軽く自己紹介。落語家の月亭太遊(たいゆう)、師匠月亭遊方に入門して来月で12年。入門した日が2010年12月12日で12年目。121212に記念の会をやろうと思ったがずるずると

          スタディ(再投稿)

          【毎日更新】月亭太遊の新作落語

          【はじめに】 みなさんこんにちは。落語家の月亭太遊(つきていたいゆう)です。もともと関西で活動しておりましたが2017年に大分県に移住しました。大分と関西や東京を行き来して活動し始めている矢先コロナ禍に突入してしまいました。新作落語で商売をしていたのですから、こういう言い方もおかしいかもしれませんが、暇つぶしと言うか、気晴らしにネタを作って公開しています。 毎晩21時にツイキャス「たいちゃんのユーモラスラジオ」(ふざけた名前ですみません)でネタを披露。放送終了後のだいたい

          【毎日更新】月亭太遊の新作落語

          ミノタウロスの背中(仮)新作落語

          兄「ヘイ、トニー!もうじき夕飯だぜ!うちに帰ろう!」 トニー「兄さん、明後日は、僕がうまれて初めて出場するロデオ大会だぜ。もうちょっと練習してから帰るよ。」 兄「トニー、一人で平気か?まぁリッキーと一緒だったら何の心配もないか。」 トニー「ああ、ありがとう兄さん、大丈夫だよ!」 兄「ああ、でもリッキーとじゃ、なにも練習にもなってないような気がするけどな・・・。じゃあまたあとで。」 ト二ー「なあ、、、リッキー、、、兄さんの言うとおりだぞ。少しは動いてくれよ。どうしてお前ってや

          ミノタウロスの背中(仮)新作落語

          レガシー(仮)新作落語

          テーマ「男の隠れ家」 登場人物  広治(43)年齢の割にやや時代遅れな価値観、口調が特徴の男性。 「レガシー。そう、この場所は私にとってまさに「成功の証」そのものだ。 私がこれまでの人生で何を成しえたか。あえてそれをここで語ることはよそう。大雑把な言い方をするのであれば私は成功者。 この空間を手に入れている時点でそのことはあなた方にも容易に想像がつくだろう。 しかし私がこの場所にたどりつくまでに苦労がなかったのかと言えばそうではない。ライバルたちに遅れを取らないように

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