SOMETHING

今日は師匠の独演会。in繁昌亭。
僕は四年ほど九州に行ってたから参加できないこともあったけど、今年は立ち合うことができた。ほんまに立ち合っただけ。
ていうのも弟弟子たちがテキパキ動きすぎてすることが特にないのだ。

太鼓はなんとなく、笛はもちろん吹けないし、終始ウロウロしてた。
そんな僕にも役目が与えられた。師匠の舞台上での生着替えのお手伝い役だ。自分も38才のオッサンだ。何も考えずにわりと派手な着物着てきたし。うまくお手伝い役がつとまるだろうか。適材適所の反対。悲壮感が出てしまわないだろうか。いろいろ考えた。

今回は前座を置かずに師匠みずから喋る。もちろん盛り上がってお客様も大満足。これもう普通に楽屋で着替えた方がええんちゃいますやろか。さあ出番だ。終了。客席見れなかったね。

少しでもお役に立てたならよかったけど、なんか頑張らなあかんなぁという気持ちになりました。それが今回の僕のSOMETHING。

盛況のうちに会は幕を閉じ、打ち上げではゲストで客席を沸かせて、かつ満足度の高い高座をつとめてくださいました米團治師匠にごちそうになりました。そして師匠のエピソードトークで笑わせていただいて、おひらき。盛り上がって、たくさんのお客さまにおこしいただき本当によかった。

ここからは自分一人の時間だ。

Something…

Something…

Something…

なんかあれやな。

がんばらなあかんわ。

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