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バイクの日イベントにて、バイク体験VR作品を展示しました!

Neoriders Projectでは、2023年8月19日に秋葉原にて開催された「8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY」に出展し、学生の力で独自開発したバイク体験VR作品を展示しました!
この記事では、バイクの日イベントの様子バイク体験VR作品について紹介します!

バイクの日イベントの様子

バイクの日イベントって何?

8月19日は「8(バ)19(イク)」の語呂合わせでバイクの日と定められています。
制定当初の目的は交通事故撲滅でしたが、現在ではバイクメーカーやメディアが様々なバイクイベントを開催しており、日本で一番バイクが盛り上がる日といっても過言ではないでしょう!

その中でも最大級のイベントが、日本自動車工業会が中心となって行う「8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY」で、昨年に引き続き対面での開催となりました。

昨年の様子もnote記事にてまとめております。ぜひご覧ください!

今年は日本有数の繁華街・秋葉原駅にて、たくさんのバイクを展示しました。
バイクだけじゃなくYouTuberや白バイ隊員などたくさんのバイクのプロが集結したイベントとなっており、来場者数はおよそ2000人でした。

公式の動画です。とても盛り上がっていますね!

見どころ①:バイクの展示

バイクの日イベントの一番の目玉は、ここでしか見られない車両展示です。
発売前の最新型モデルや開発中の電動バイク、そして警視庁の白バイなど、貴重な車両がたくさん展示されています。
一部車両を除いて実際に跨ることができ、とても貴重な機会でした!

シン仮面ライダーの劇中車・サイクロン号です
電動バイク(開発中車両を含む)です。マフラーがついていません!
発売前のモデルを含む様々なバイクに跨ることができました!

見どころ②:ステージトークショー

バイクの日イベントの魅力は、車両の展示だけではありません。生配信のステージトークショーはとても充実した内容でした。
YouTubeではアーカイブ映像も公開されていますので、ぜひご覧ください!
テンポの良い司会進行も相まって、とても楽しく視聴できます!

二輪メーカーの社長やバイク系YouTuberなどが登壇しています

そして、(私たちが考える)バイクの日イベントで一番楽しい展示は、Neoriders Projectのバイク体験VRです!

バイク体験VR作品について

そもそもVRって何?

VRとは「Virtual Reality」という言葉の頭文字で、コンピュータが創り出した空間を現実であるかのように擬似体験できる仕組みのことです。
スポーツやライブ映像の配信、遠隔地の医療、軍隊における戦闘訓練など様々な分野で活用が進んでいる、最先端のテクノロジーです。
2010年代以降、ゲーム機のPlay Station VRやMeta社のOculusシリーズが発売され、一般の方にも少しずつ身近な存在となっています。

バイク体験VRの開発経緯とバイク×VRの可能性

バイク体験VR作品開発のきっかけは、若者へのバイク普及活動を続ける中で「乗らないとバイクの本当の楽しさを伝えられないが、バイクに乗るためには興味を持って免許を取得してもらう必要がある」という矛盾に気づいたことです。

そこで、専門家へのインタビューを通して「バイク×VR」の可能性を探ることから始めました。
結論から言うと、バイクとVRの組み合わせは、無限の可能性を秘めていることがわかりました!

より詳しく知りたい方は、昨年配信したトークショー映像もご覧ください

バイク体験VR作品(2022年11月公開)

Neoriders ProjectによるVRバイク体験は、今回で2回目です。
バイクの日イベントで展示したのは、昨年11月の東京大学駒場祭にて発表した作品を大幅に改良したものです。

昨年の展示では、最も広く普及しているVRヘッドセットの一つであるMeta Quest2を用いて、駒場から近い渋谷や青山にて撮影した90秒程度の360度映像を投影しました。
また、体験者に扇風機で風を送ったり、適切な音量で排気音を流したりすることで、臨場感を高めるように工夫しました。

東京大学駒場祭での展示の様子は、こちらの記事で紹介しています!

バイク系メディアのMOTOINFOでも取り上げられました

初の試みだった昨年の作品は「バイクの楽しさがよく伝わる」「新鮮な体験だった」と好評を博しました。
一方で「いろいろな場所を走ってみたい」「もっと速度を出してみたい」という声もいただきました。また、機材の不安定さも課題となりました。

2023年度版の工夫

私たちは、昨年得た知見を活用して、2023年度版の作品にて大幅なアップデートを施しました。
今回展示したバイク体験VRは、完全オリジナルのコンテンツです。
バイクの日イベントの舞台となる秋葉原を中心に、360度カメラを用いて撮影しました。

映像の編集にもこだわっています。
3箇所で撮影した雰囲気の異なる映像を編集で繋げることで、短時間でも満足度の高い体験の提供を可能にしました。

また、臨場感を高めるために高性能マイクで排気音を別途録音し、後から合成する手法を取りました。
撮影用カメラや投影するVRヘッドセットの機種も変更し、より自然な映像を安定して投影できるようになりました。

個人向けハイエンド機のMeta Quest Proを使用しました (画像はMeta社ウェブサイトより)

そして、最も力を入れたのはUnityと呼ばれるプログラミング言語を使ったアプリケーション開発です。
当日朝まで微調整を続け、なんとか形にすることができました。

アプリのスタート画面です。景色のよい映像を使うことを心がけました
VR体験中の映像です。正面だけでなく、360度全て見渡すことが可能です

体験者の感想

私たちの作品を体験した来場者の皆様から次のような感想をいただきました。

「初めて体験したけど、とても楽しかった」
「振動や操作感がもっとあれば、より楽しくなるだろう」
「とてもリアルで驚いた。多くの人に体験してもらうことで、バイクの良さが伝わるのではないか」

お褒めの言葉や激励はとても嬉しかったですし、改善点のアドバイスは今後のアップデートの際に活かしたいと思いました。
体験者の皆様、貴重なご意見ありがとうございました!

まとめ

Neoriders Projectでは、学生ならではの目線で新しい体験を提供しています。
バイクの日イベントでは、たくさんの方にバイク体験VR作品を使用していただき、とても良い機会となりました。
ご来場の皆様、体験いただいた皆様、イベント関係者の皆様、貴重な機会をありがとうございました!

また、今回VRを体験できなかった方も、まだチャンスがあります!

Neoriders Projectでは、2023年11月に開催される早稲田大学の早稲田祭に出展予定で、バイク体験VR作品も再展示します!
興味のある方はぜひ各種SNSをフォローして、最新情報をお待ちください!

公式X(Twitter): https://twitter.com/Neoriders_PRJ
公式Instagram :https://www.instagram.com/neoriders.project/
公式note : https://note.mu/neoriders
公式ウェブサイト : https://neoriders.net/
NPO法人Bizjapan(企画実行団体) : https://bizjapan.org/

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