どん底手帳
こんにちは、佐藤祐輔です。
突然ですが、あなたは手帳をいくつ持っていますか?
私は、手帳を2つ持っています。
1つは普段使いするスケジュール管理のための手帳。
もう1つは、どん底のときに書き溜めた手帳です。
私はこれを『どん底手帳』と呼んでいます。
どん底手帳は、普段持ち歩くことはありません。
自分がどん底だと感じているときにこそ使うためのものだからです。
どん底手帳に書いてあることは、
つらかったときに誰の助けがありがたかったのか
つらかったときにどのような助けが嬉しかったのか
そして、その人にどれだけのお返しを考えているのか
です。
人は調子がよくなれば、悲しいことに助けてくれた人のことですら忘れてしまうものです。
だから、その人の名前や会社名、
助けてくれた内容を書いておくのです。
大事なのはその後で、その人に次に会ったらどれだけの恩返しができるかも書いておくことです。
たとえば、そのとき借りた1万円は、どん底では何十万に値するほどの感謝です。
それを自分が成功したときに、
「100万円にしてお返しする」
というように書いておくことでその人への感謝を忘れずに済むこととと、自分がやるべきことが見えてきます。
本人には言う必要はありません。
自分が決めたお返しを設定するだけです。
どん底ほど、目標を見失ってしまうものです。
自分が決めた助けてくれた人への恩返しを設定することで、やる気に変える力にできます。
まだまだ恩返しができていない自分ですが、
時々見返すことで人のありがたみと自分の成長をかねて、『どん底手帳』を書いたときの気持ちを忘れずに頑張っていくことができています。
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