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息子が学童保育に合わなかった

子どものための教育活動家、坪井佳織です。

学童保育は、親が働いている小学生が、放課後過ごす場所のことです。浜松市で20年間、リトミックを中心とした音楽教室を開いてきたわたしが、学童保育を始めたいと思った経緯について綴ります。

集団行動ができない息子

長男が小1になったとき、小学校の敷地内にある公立の学童保育に入所しました。広い部屋に簡単なキッチンがあって、校庭で遊ぶこともできます。50代くらいの女性が2〜3名いらっしゃったかと思います。

長男自身は文句を言うこともなく、楽しく通っていたのですが、学童保育の先生(かなぁ?無資格でもOKらしいのですが、ちょっと学校の先生っぽかったです)から、「集団行動ができない」と指摘されました。

すごくびっくりして、保育園の先生や仲良しのお友だちのお母さんに相談したら、「まぁ、マイペースなところはあるけど、そんなことないよ」と言われてホッとしました。

のちに、確かに集団行動はできないな、ってことはどんどん発覚するのですが、「あぁ、長男はここでは嫌われてるんだな」と感じたことが、学童保育を辞めた大きな理由でした。

愛されてないんだなー

子どもを預けて働くとき、その間、子どもがどんな気持ちでどう過ごしているのか、とても気になります。「自分が働きたいがために、子が辛い思いをしている」のはいたたまれません。「預けている」というだけで罪悪感があるのに、ましてや、「辛さを強要している」なら、働く意味ってなんだろう・・・。

保育園では、わたしに代わって、いや、それ以上かもしれないというくらい、たくさんの先生が愛情を注いでくれ、何よりそれが「安心して仕事ができる」という環境になっていました。

保育園は厚生労働省の管轄で、何より「安心して生活する場」だったので、何かを強要されることはありません。小学校は文科省の管轄となり、同じ子なのに、過ごす指針がガラリと変わります。緊張感の続く新しい学校生活の中で、学童保育はわたしにとって、保育園のように安心して過ごす場であって欲しかったのです。


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