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【書籍紹介】一年生になるまでに―あそびにっこり・ことばはっきり・えほんたっぷり

この本は、一年生を何度も担任したベテランの先生が、一年生になるまでに大切にしておきたいことを書いた本です。要するに、「お勉強はしなくていいから、たくさん甘えさせて遊んで、絵本を読んであげましょう。」という本です。言葉の面白さ、あいうえおの面白さが分かり、とても読みやすい本です。

私は図書館で何度か借りて読み返したりしています。この本を読むと、「よく遊んでいればいい」とは簡単にいっても、これほど深く子供と関わって遊んでいたら、勉強なんかするひまはないな、と思います。

うちでは、今は紙芝居が流行中です。細江図書館には、紙芝居と絵本がたいへん充実しています。私は、紙芝居3~5作、絵本20冊くらい借りてきて、毎日5~8冊読みます。歌を歌ったり、動いたり、キメのせりふを一緒に言ったり、それはそれはもりだくさんの「お母さん劇場」です。

20冊をくりかえしくりかえし、2週間に渡って読んでやると、お気に入りができ、内容を覚え、言葉を覚え、想像力たくましく日常会話のいろどりも豊かになっていきます。絵本は私も大好きだし、子供にとって、本当にすばらしい栄養素になると思います。

「どんな本を読んであげたらいいのか分からない」ときには、図書館の司書さんに相談されると良いと思います。

細江図書館では、絵本コーナーの左から順に年齢層があがっていくようになっています。まずあかちゃん用の短いものから始めて、充分集中できる長さで終えることが楽しく続けるコツだと思います。翻訳ものよりも国内のものの方が、言葉は自然でおもしろいように思います。慣れてきたら、4才くらいから翻訳ものを入れると、日本にはない価値観や展開が楽しめ、視野を広げるきっかけになるかと思います。

3才まではリトミックの中で絵本を読み聞かせます。私が選びに選び、子供たちで試してウケが良かった良質の本ばかりです。おうちでも是非、読んであげて、たっぷり遊んであげてみてくださいね。

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