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キャンプを作る

前回街か宝箱を作るみたいなことを書いた。宝箱を作る場合はアイテムをきちんと実装しなければならず、街を作る場合は、キャラクターシートの表示とアイテムをきちんと実装しなければならないため、どちらも必要だが、より実装が容易なキャンプを作ることにした。と言っても肝心のアイテム部分ができていない。

また今回もアニメーションgifにしてみた。こうやって改めて見ると、結構問題があるなあ。呪文書の一覧とか枠が画面からはみ出しているし、いまいちUIとして使いにくい。もともとのWizardryは、パソコンのもので、キーボードで操作することを想定していた。これをファミコン版はゲームパッドで動かせるようにしているので結構冗長だったりする。ゲームパッドでもっと直感的に動かせるようにこの辺を修正しようと思っていた。例えば、呪文は本来であれば、キャラクターシートにうつってから詠唱するというのを選ぶが、それをキャンプ画面から直接おこなえるようにしたり、呪文を唱えるときも魔法使い用の呪文か僧侶用の呪文かを選ばなくとも呪文選択の場面で切り替えられるようにしてみた。
しかしUIというものは結構たいへんだ。多少はよくなったが、それでもまだ使いやすいというところまでは程遠い。この辺は構成から考え直そうと思う。
肝心のアイテムだが、

なんだこの糞なUIは

ちょっとUIが微妙だが、考えとしては、従来のWizardryのようにキャラクターごとにアイテムをもつ方式(ドラクエも同じ)ではなく、共有のアイテム袋をもつ方式(FFと同じ)にしたいと考えている。Wizardryは、Oublietteを参考に作っているので、アイテムやキャラクターの管理はそこを大いに参考にしてきていると思われる。Oublietteは今のMMOみたいにサーバに繋いで遊ぶ形式であったため、一人の人間が複数のキャラクターを動かすのではなく、一人のキャラクターを動かして遊ぶゲームであるためアイテムや金の管理はキャラクターごとだった。しかしパーソナルコンピュータで遊ぶゲームは一人の人間が複数のキャラクターを動かすので、キャラクター間のアイテムの受け渡し要素は邪魔でしかない。話が脱線するがキャラクターごとにパスワードを設定できたりするのも正直いらない。そうなると、ゲーミングコンソール向けに洗練されたFFのような共有袋方式がよりよいのではないかと思う。
FFはひとつの巨大な袋を各キャラクターから利用することができる。これにより、各キャラクターで管理すべきアイテムは装備のみになり。無駄な受け渡し作業が発生しなくなる。ユーザーにもプログラマーにも便利だ。便利だが、問題がひとつある。戦闘中に使用可能なアイテムを各キャラクターで共有できてしまう。Rod of Flame一本をグループにいる全員が使えてしまう。FFはたぶんアクティブタイムバトルが実装されるまで、各キャラクターの装備欄にアイテム欄があって、使用可能なアイテムはそこからしか使えなかったと思う。アクティブタイムバトルのお陰でコマンドと実際の行動がシーケンシャルになったため、そこから共有袋から使えるようにしているが、アクティブタイムバトルでないロマサガなどで引き継いでいるような気がする。高級傷薬とか装備したよね。ドラクエは途中から共有袋が実装されたが、戦闘中はここから直接アイテムは使用できなかった。この辺はポリシーの違いであり、プログラミング的な難易度とは別な気がする。実際戦闘中グループの誰かがアイテムを使ったらそのアイテムは他のキャラでつかえないようにフラグをたてるなりなんなりすすればなんとか解決できると思う。
共有袋を実装するとして、作りとしては共有袋を複数にわけようと思っている。いま考えているのは、戦利品袋と消耗品袋と重要なアイテム袋に、倉庫をあわせて4つの袋を設けようと思っている。戦利品袋はその名の通り、怪物の集団を倒して宝箱をあけたアイテムが自動的に入る袋で、迷宮の中で全滅するとクリアされる。また、地上に戻ると自動的に倉庫に突っ込まれ、空になる。消耗品袋は、地上でボルタックの商店あるいは倉庫から移せる袋で、戦闘やキャンプ中で使用できるアイテムを入れることができる。The Darkest Dungeonの持っていける消耗品みたいなイメージだ。まああれは戦利品と袋は共有しているが。これも全滅するとクリアされるが、地上に戻っても勝手に倉庫にはうつらない。3つめの重要な品は、クエストアイテムを入れておくための袋だ。Wiz1で言えば、ブルーリボンとか金の鍵とか、その手のものになる。これらのアイテムは必要だが、無駄にアイテム欄を圧迫したり、誰かにもたせておくとどこにいったのかわからなくなるという問題があったので、わかりやすいように袋を別にした。これも全滅すると消える。また、重要なアイテムなので、複数持つことはできないようにしている。最後の倉庫だが、これは街にあるアイテム袋で、ギルガメシュの酒場かボルタックの商店からアクセスできる。ここからキャラクターの装備を整えたり、消耗品袋につっこんだり、鑑定したり、売ったりできる。購入したアイテムもここに自動的につっこまれる。所持可能数は無制限だ。

なんかまたグダグダと話がながくなってしまったな。ここまで読んでいる人はほとんどいないんじゃないかなあ。ぜんぜんキャッチーじゃないしね。まあ、次はもうちょっとキャンプ部分をブラッシュアップしてから、街にとりかかろうと思っている。

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