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20240212

体調もやっと回復したので、この連休は見たかった展示全部見る(全部見るとは言っていない)をやろうと思い、行ける限りギャラリーや書店を巡って自分の欲を満たしていた。めっちゃ見たのでそれについては別記事で書きたい、書きましょう(自己暗示)。

私は美術館やギャラリーで作品を見たり、書店で本を探したり物色…いや、ディグるという方が近いかも、とにかくそういったことが好きだ。好きというか、作品や本には心を満たしてくれる魅力がある。
元をたどれば大学で美術の勉強をしていたときに、いろんな作品を見たり、良い作品は見たほうがいいという教えをうけて足を運ぶようになった。そこからだんだん、展示ってその場限りのなまもののような性質を持っていたり、そこへ行ってできればお金を使うことが大切だということに気が付き、また今度とかネットで見ればいいとかではなく、現場に行こうという意識が芽生えるようになった。(アイドルオタクなので現場って表現しか出てこなかった…)

とはいえ取り憑かれたように美術館やギャラリーを巡ってはひたすら作品を見て、本屋を巡って、私は何を目指しているんだろうとたまに思う。以前なら制作もしていたからリサーチ的な意味もあったけど、今は特に何も作ってないので、インプットする一方になっていて、アウトプットしないとなんだかバランスが悪いようなジレンマを感じている。
ただ、作品を見たり良い本に出会えたときに起こるアドレナリンのようなものを感じたくて、気づけばまた出かけているような気もする。

人付き合いは苦手だけど、こうやって文化芸術に触れることで満たされるものもあるから、無理した人付き合いもしなくていいのかもと思う。SNSを見ていると隣の芝生が青く見えて仕方ないことはよくあるけど、私は私なりの幸せのかたちがあれば、それで充分だと思えるように最近ようやくなってきた。

もしかすると、然るべきときに出会いはあるのかもしれない。数少ない友人たちにおける絶大な信頼は、そういったところから確信を持っている。

(要するに展示見るのも楽しいけど、ほんとはもうちょっと人と関わることを頑張りたいという話でした。インスタのストーリーに載せたものから加筆しています)