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金八先生とLGBTs

渋谷区のLGBTs条例ができたり、昔と比べて触れる機会の増えたLGBTs。
私が子供のときは、問題意識やマイノリティに対しての理解をする機会もなく、オカマの逆はおなべ?レズとゲイってどっちがどっち?みたいな感じだった。

そんな中、これらはなかなか根深くて、本人はかなり悩んでらしい!ということがわかったのは、私の場合は恥ずかしながらテレビだったりする。
そう、みんなご存知、“3年B組金八先生”!
上戸彩ちゃんが主役の第6シリーズ。性同一性障害に悩む上戸彩ちゃんは、周りの理解が得られず苦しみ、それをわからないながらもわかろうと授業をしていく金八先生。終始ダークトーンだったけれど、毎回欠かさず見ていた。というか見逃せなかった。私はそのときに初めて性同一性障害というものを知り、衝撃を受けた。そして、わからないながら理解したい、救えはしないけれど差別はしたくないと思った。

大人になってもそのときの気持ちは変わらない。

今、友人で性同一性障害の子がいても動じないでいられる。
ゲイの後輩が「彼氏と別れちゃって〜、でも今は違う彼氏と同棲してる♥️」
という話聞いて、好きな人と一緒にいられるなんていい話だなあと感じられる。本人に対して、素直に「よかったね!彼氏いないから羨ましい(´Д` )」と言える。それもこれも金八先生のおかげな気がする。

テレビはつまらなくなったと言われて久しい。実際私もテレビを全然見なくなってしまった。それでも、かつての金八先生みたいにマイノリティをとりあげる勇気や、社会の偏見と戦う姿勢をまたテレビで見せてほしい。私みたいに何かをそこで学んで偏見が減る可能性だってある。

ふと、テレビの功績が自分の中にあることに気づき、未来を期待して願ったところ。

top画像→http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d1346/

ヘタレな自分や自分みたいな誰かをそっと応援する日記みたいなものです。