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新NISA 踏み出せない人へのアドバイス

新NISAをやろうと思っているけど、いろいろな理由で踏み出せない人へのアドバイス。

老後資金は足りるのか?

新NISAを考えている人は、老後資金が不安という人が多いだろう。不安だけどどうしたらいいかわからない、新NISAというキーワードを聞くけど怪しいし、投資というだけで怖い。

新NISAは一旦忘れて、老後資金は足りるのかということを緻密に計算することが重要だ。おそらくこの計算すらして居ないひとが多いように感じる。

ねんきんもおおよそ想像できるし、寿命も平均ぐらいで見積もっておけばいいだろう。独身なのか既婚なのか、持ち家か賃貸か、生活費はどのぐらいか計算してみよう。

計算した結果、足りるのか足りないのか。どっちにしてもその結果を現実として受け止めなければならない。

老後資金が足りないならどうするのか

別に新NISAをすすめている訳ではない。新NISAは手段に過ぎない。足りない老後資金をカバーするプランがあればそちらを採用してもいい。人によっては働き続けるという人もいるだろう。そういう人は新NISAをやる必要がない。

おそらく定年後も働くことができないということであれば、どうするのかということを考えなければならない。今から貯金してもいい。それで足りるのであれば、新NISAをやる必要がない。

働くことも難しい、貯金もできそうにない。では一体どうするのか。ここが重要で、きちんと戦略を考えてそれに沿った日々を送らなければならない。新NISAをやらないのであれば、転職して貯金を増やすとか、生活レベルを落とすとか色々考えることができる。

その中のひとつが新NISAというだけだ。こういう戦略でこうだから、新NISAをやる。ということを明確に定義しなければならない。

よく企業が業務効率化でシステムを導入する時がある。導入前に「なんのためにシステムを導入するのか」ということを決めていないと、途中で「なんでこのシステムいれることになったんだっけ?」とか、導入後に「目的は達成されたのか?」ということになる。

新NISAもシステムだ。個人が導入するときに、こういう理由でこういう目的を達成し、こういう結果になるから新NISAを導入するということを明確にしておかなければならない。

そうでないと、流行っているから新NISA、流行っているからオルカン、なんとなく毎月このぐらい積立。そうやっていると、定年後に足りなかったり、逆に多すぎたりすることが起こるだろう。

結局どう生きたいのか

新NISAとの関係は、結局どう生きたいのかということになる。老後なんて関係ないというなら、やる必要もない。新NISAをやったとしても入金力が小さくて足りない人もいるだろう。そういう人は、新NISAをやれば安心というわけではなく、違ったプランが必要になる。

こういうことを考えるのは時間が必要だ。とりあえず今度のゴールデンウィークは、老後資金について考えてみるのもいいだろう。どこかで解決というか、認識しておかないと、一生もやもやした気分を味わうことになる。

一旦計画を立て、いけると確信すれば自信がつくし、これぐらいは自由に使ってもいいというのもわかって、今が楽しくなる。

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