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短期と長期で株価を決定する要因

株価を決定する要因には、短期的要因と長期的要因がある。短期投資で長期的要因を気にしても影響がないし、長期投資で短期的要因を気にしても意味がない。長期といいつつ短期目線で情報収集している人が多いと思うので、深堀りしたい。

短期的に株価を決定する要因

短期的に株価を決定する要因は、以下のようなものがあります。

1. 企業の業績発表:企業が発表する決算や財務状況によって、株価が急激に変動することがあります。
2. ニュースやイベント:企業の新製品発表やM&A、災害など、市場に影響を与えるニュースやイベントが発生すると、株価が急変することがあります。
3. 業界のトレンド:ある業界全体の需要や供給が変化した場合、業界内の企業の株価に影響を与えることがあります。
4. 投資家の心理:株式市場全体の雰囲気や、個々の投資家の心理状況が株価に影響を与えることがあります。たとえば、市場が不安定な時期には、株価が急落することがあります。
5. 通貨や商品価格の変動:為替相場や原油価格など、他の市場の価格変動が株価に影響を与えることがあります。
6. テクニカル指標:株価の変動パターンや移動平均線、出来高などのテクニカル指標が、投資家の売買判断に影響を与えることがあります。

短期的な株価の変動は、市場参加者の行動や市場の環境によって大きく左右されることが多いです。ただし、これらの短期的な要因は、長期的には企業の実力や経済全体の状況に比べて影響力が小さいことがあります。

長期的に株価を決定する要因

長期的に株価を決定する要因は、以下のようなものがあります。

1. 企業の業績:企業の成長性や利益率、資産価値などが、長期的な株価の変動に大きく影響します。
2. 経済全体の状況:国内外の経済指標、金利、インフレ率、政策などが、企業の業績や株式市場全体の状況に大きな影響を与えます。
3. 業界の構造:ある業界の競争構造や需要予測などが、長期的な株価の変動に影響します。
4. 企業の戦略:企業の新製品や事業展開、M&A、財務政策などが、長期的な株価の変動に影響します。
5. 投資家の期待:株式市場全体の環境や投資家の期待が、企業の業績や株価に影響します。
6. 外部環境:自然災害、戦争、テロなど、外部環境の変化が企業や株式市場全体に大きな影響を与えることがあります。

長期的な株価の変動は、企業の実力や経済全体の状況によって左右されます。これらの要因は、長期的な視点で企業の成長性や株式市場全体の将来性を判断する上で重要な要素となります。

積立投資で必要なこと

積立投資は長期投資だ。いわゆるガチホできるか?にかかっている。長期と見込んで投資して、2022年に下がった時に売ってしまった人もいるだろう。もしくは塩漬け。自分が見込んだ銘柄で、長期的に株価を決定する要因が崩れていなければガチホが正解だ。特にテクニカル分析は毎日You Tubeで見かける。一見もっともらしいが、積立投資には不要だ。おそらく米国株か全世界株に投資をしている人がほとんどだと思うので、自分なりに1~6の要因に問題がないか確認しておくといいだろう。きっと握力が強くなる。

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