50代からの老後対策は間に合わない理由
50代からの老後対策はまだ間に合うと言われるが、間に合わない理由。
危機感を持っていないから
50代で十分な貯金がない人は、何もしなかった人だ。この何もしなかったというのがポイントで、なにも危機感を持っていないということだ。なので、外野がどうこう言おうが、ネットで50代のための記事を書こうが、そもそもたどり着かない。なので読まない。よって何も変わらない。
仕事をして生活しているというだけで、十分だし、個人個人それぞれ事情があるだろう。しかし、資産形成ということにおいては、何もしなかったただの50代である。
気がつけば50代である。何やら新NISAというキーワードを目にするが、それでも無視する日々だ。
そもそも問題として認識していない
昔はインターネットに触れる機会が少なかった。なので、TV・新聞・雑誌など、操作された情報しか手にすることができなかった。しかし、スマホの登場によって気軽にインターネットにアクセスできるようになった。
少なくともスマホを持ってから10年は経過しているだろう。つまり40代の頃からスマホを持っていたということになる。
老後対策に関するニュースはスルー、もちろん投資に関するキーワードを調べることもなし、そんなことよりゲームやゴシップやグルメや旅行などの情報を調べて、プライベートの時間を使ってきた。
これでも十分に楽しいし生きていける。このようにそもそも何が問題なのかということを認識していない。なのでそういう情報感度が低いので、取りにいかないし、見かけても視野に入るだけで、認識まで至らない。
これらは50代に限らない
スマホが登場して20年以上は経つだろう。普及という意味では10〜15年と言ったところか。その前はパソコンがないとインターネットにアクセスできなかった。パソコンを買ったとしてもネット開通するまで、素人にはなかなか大変な作業だった。
当時、かなりの情報格差を感じていたし、投資でも色々と美味しい思いもした。スマホの普及で環境は平等になった。しかし使い手がそもそも情報を取りに行かないと、資産形成はできない。スマホがTV・本・雑誌の代わりになっただけで、ただのエンタメ消費デバイスだ。
なので、50代に限らずそもそも老後対策をしようとか思わない限り、時間だけが過ぎ、定年を迎えることになる。何歳であろうと、スマホを持っているのにかかわらず、老後対策を何もしていないとういのは、1年後もその状態であり、5年後、10年後、30年後も同じように対策せずである。
つまり今のまま30年後にスライドするだけなので、老後対策できないまま老後に突入することになる。
ちなみにこのnoteにもおそらくたどり着くことはないと思われる。
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