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節約のコツは本質を見極めること

節約は我慢すればいいものでもない。自分を理解すれば、貯金はできる。


金は目的に沿って使っているか

金を使うということはなにか目的があるはずだ。その目的と自分が本当にしたいことは、合致しているか。例えば、異性にモテたいとして。今日使った金は、「異性にモテる」という目的に、どれほど貢献しただろうか。

スタバの新作を買うとモテるのか?ガチャを回すとモテるのか?iPhoneを最新にするとモテるのか?新しい服やコスメを買ってモテるのか?一見、服やコスメを買うのとモテは関係がありそうだ。しかし、買った人は気づいているだろう。関係がない。服やコスメ市場は伸びているのに、恋人いない率は上昇していることでわかる。

このように、全く関係がないことや、一見関係がありそうだが、実は関係がない消費がほとんである。なぜこんなことが起きるかというと、企業のマーケティングのほうが一枚上手だからだ。あと消費者は考えないからだ。

本当にやりたいことはなにか

本当にやりたいことはなんだろう?私もこれだという明確な答えは難しい。しかし常に考えるようにしている。そうしないと、時間も金も他人に奪われるからだ。自分の意思で支払っているようにみえるが、実は奪われている。

本当にやりたいことを分解していくと、思ったより金がかからないことに気がつくはずだ。ということは、不要な出費が減ることになる。モテたい結婚したいという目的があれば、人間関係も変わるはずだ。

ちょうど今日は金曜日だ。飲みに行く人もいるだろう。さて、その目的は?ほんとうにそれがあなたがやりたいことなのだろうか?他に有効なアプローチはないだろうか?もっとその金を効果的に使って目的に近づく方法はないだろうか?

個人の消費にも説明責任が必要だ

政治とカネ問題は尽きることがない。都度、説明責任が求められる。同様に、個人の消費にも説明責任が必要だ。自分で使ってだれも監視していないのだから、本来必要ない。だから使いたい放題になる。

この金はこういう目的で、こうなる結果を期待して使う。さらに結果どうなったかまで説明できればベストだ。私はそんなことを考えて消費していないが、説明しろと言われれば、多くの消費でできる。

何でもかんでも節約して最安にするのは、何も考えないでいいが、キツイ上につまらないし、若いときにやれることを逃すことにもなる。ただこの説明責任が果たせるのであれば、それは消費ではなく投資だ。

もちろん失敗することもあるだろう。しかしそれは、学びに変わるし、目的達成のために一歩進むことになる。つまるところ、金を使うのも頭を使わないといけないということになる。

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