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森永卓郎氏に学ぶ、DIE WITH ZERO

森永卓郎氏がステージ4膵臓がんを公表。まさにDIE WITH ZERO。他人事ではない。


66歳これからというときに

森永卓郎氏のことはあまり知らない。ただ色々本を出していて、タイトルから察するに色々と金の貯め方、使い方に精通しているようだ。そしておそらく、定年を意識していて、年金も試算しているはず。

年金は繰り下げするかわからないが、年金をもらいながら第二の人生を計画していたと思う。そこで、このニュースだ。

色々な情報をみて、趣味のおもちゃに相当つぎ込んだようだ。これは素晴らしいと思った。ただ貯めるだけでなく、使っていたので、今後万が一のことがあったとしても、思い出として一生残るのだろう。

ただ、66歳は早すぎる。治療がうまくいくことを願っているが、仮に上手くいったとしても色々と制限がつくだろう。年金や資産も使い切れないかもしれない。

他人事ではない

人生100年時代とかいうフレーズもあるが、疑問だ。私もそんなに長く生きられる見込みがないので、そう思っているのかもしれないが、60歳ぐらいまでにはやりたいことをほとんどやっておくぐらいでちょうどいいと思っている。

60歳からは身体に負担にならないことをこなし、65歳からは年金をもらいつつ、貧乏生活でもいいと思い始めてきている。そのためには、今から意識して金を使うことだ。これはとても難しい問題だ。

チャレンジした貧しい老後か、何もしない安定した老後か

60歳までに色々なことに金を使いチャレンジして、貧しい年金生活か、若いときに老後の金を貯めて安定した老後生活を送るか。おそらく多くは後者を意識しているだろう。だれだって貧乏な老後は送りたくないと思っているに違いない。

しかしながら、今回のように安定した老後生活を送る前に、病気で生活すら危うくなるリスクがある。そのときに、「あれをやっておけばよかった」と後悔しても遅い。逆に、金を使ってやりたいことをやっておいて、貧しい老後になったときに、「あれはやらなければよかった」と後悔することはあるだろうか?

私は致命的な貧困にならない限り、「やらなければよかった」という後悔はしないと思う。なんだかんだで金を使ってしまっても、老後は生きていけると思っているし、現にいまでも老齢基礎年金しかもらっていない老人も生活している。

無駄使いはダメだが、適切にここぞというときは悔いのないように使っていきたい。

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