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1年が過ぎるスピード ホント早い!1年の重みがまるでないのよ!

 体もだるく、眠く、やる気のない人生を送っている。あまりにも体がだるいので、一日中、寝てばかりいる人のスレッドを読んで勇気をもらったが、寝てばかりいる人のスレッドの下の画面に出てくる地獄のような漫画のバナーに絶望しかなくなる。

 そんな絶望の中であったが、クリスマス惣菜を片っ端から購入した。ポイント2倍デーだったため、ポイントカードのスタンプがとんでもなく増えた。小さな「訂正印」のようなスタンプが大量に押された。後ろに並ぶ人が急いでいたみたいで凄い「圧」をかけてきた。

 果たしてこれで良いのかね、と思ってしまう照り照りとした鶏肉をいただき、サラダも食べた。どれもとても美味しかったのだが、すべてのメニューに記憶があった。1年前のクリスマスの記憶が色濃く残っている。売り場すら思い出された。なんとも言えないありがたみの無さ。息子は狂喜乱舞していた。子供のことをnoteに書くのはあまり気が進まない、とか思っていたが、やはり自分の人生は、ひたすらに同じことの繰り返しになり、新たな人との出会いもほとんどないし、昔は楽しかったことも本当になんとも思わなくなってきていて、それでもろうそくに微かに残る「フェス好き」「映画好き」の灯火に必死にチャッカマンで火を灯しているが、まあやっぱり昔ほど集中できない。映画については難解なものなども今は結構チャレンジできるようになってきて、見られる作品の幅は広がったとは思うけど、まあそれでも大学時代に、2022年閉館してしまうことが決定した思い出の映画館「飯田橋ギンレイホール」で友人と見た「オールアバウトマイマザー」の衝撃、と同じような感覚を持てるかというと難しい。

 子供がいなくても、DINKSの生活はそれはそれで楽しそう、という気持ちは今もある。でもやはり、繰り返しが過ぎる日々の中で、チキンの喜びをあそこまで感じられるかというと、やはり難しい。子供の存在は、繰り返しになり切ってしまった憂鬱な日々の中の明かりのような存在であると思う。長い間子供を持つことに否定的だったからこそ、そのありがたみを思うのであった。

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