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乃木坂46「ボーダー」について少し語らせてくれ。

乃木坂46の11枚目シングル「命は美しい」通常版にのみ収録されている神曲、「ボーダー」について語らせてほしい。

あらかじめ断っておくと、僕は運営にゴリゴリに贔屓されているメンバーが好きなちょろいオタクなので、僕は歌唱メンが好きだからこの曲を好きなわけではない(ボーダーの歌唱メンが不遇と言いたいわけではないのだが…)。ボーダーの歌唱メンが推しの皆さんにはそこは申し訳ないが、「ボーダーってやっぱ良いよな!」という気持ちで読んでいただけると幸いである。

僕とボーダーの出会いは遡ること5年前、2016年8月30日に行われた「4th YEAR BIRTHDAY LIVE」の3日目であった。高3の春から夏にかけて、受験勉強の傍ら乃木坂にどっぷりハマった僕は、夏休みの集大成と位置づけて神宮のライブを見に行くことにしたのだ。受験勉強中もずっと乃木坂の曲は聴いていたが、にわかだったため、ライブで楽しみにしていた曲は転がった鐘を鳴らせ!とか、太陽ノックとか、白米様とか。ボーダーは、多分一回も聴いたことがないレベルだったと思う。

2日目で夏フリまで終わっていたから、何度目の青空か?から始まって、10曲目のあらロマでアリエストーラスを楽しんだ直後、事件は起こった。

ピューーーーーン テケテケテケテケ

ボーダーのくそかっこいいイントロに心を奪われ、ここから2期生6人の世界に引き込まれていった。何この曲やばい。超かっこいい。なんで一回も聴いたことがなかったんだろう。家に帰ったらボーダー聴きまくろう。そんなことを考えていた気がする。僕にとっての4thバスラは川後センターのハルジオンでも飛鳥ちゃんの「神宮最高!」でもなく、蘭世の「ありがと!」であった。

後になって知ることだが、このボーダーは2016年問題で周年ライブが半年延びた影響もありアンダラでしか披露されたことがなかったらしく、大きなハコでの初披露ということで本人たちも相当気合が入っていたのではないだろうか。そう思って蘭世の「ありがと!」を聞くと、涙が出てくるなあと。

ボーダーは歌詞もさることながら、Cメロが本当に良い。特に純奈の「そのボーダーに縛られていたこと」は国宝級である。無形文化遺産に指定しろ。

琴子が卒業してオリメンのボーダーはもう見られないし、なんならもう披露されないかもしれないけど、是非とも歌い継いでいってほしいなと思います。あと、4thバスラのボーダーは全乃木坂ファンに見てほしい。

「夢は瓦礫の下で 今でもまだ呼吸をしている」

がんばれ、2期生。

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