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セージの耳打ち

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声高に叫ぶのがはばかられるヨタ話を厳選してあなたの耳元でささやきます。
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2022年1月の記事一覧

セージの耳打ち#143 30年間「思い込み」してました

東京に「東中野」という場所があって、まだ学生だった1985年当時、そこに親友が住んでました。…

セージの耳打ち#142 「気功」だけは信じる

スピリチュアル系のものはほとんど信じない男なんですが、「気功」というのだけは信じてるんで…

セージの耳打ち#141 キウイが出血した日

私はキウイフルーツが大好物なんですが、あれはいくらでも食っていいわけではないのですね。 …

セージの耳打ち#140 池袋から電車に乗って満州に着いた?

上京した直後、首都圏某市の大学に進学した高校時代の友人から「いっぺん遊びに来い」という手…

セージの耳打ち#139 憧れの「談話室滝沢」

メディア関係者以外にはピンとこない店名でしょうし、たとえ関係者でも若い世代にはもう通じな…

セージの耳打ち#138 恵比寿から山手通り経由で渋谷へ行く男

私は1987年から1993年までの6年間、渋谷区の「恵比寿3丁目」に住んでいました。 毎朝そこか…

セージの耳打ち#137 映画鑑賞は一日仕事だった

現在ではロードショー映画は「座席指定の入替制」ですが、昔はオールフリーでした。 どこに座るのもいつまで在館するのも観客の勝手でしたから、だから少年時代の私は「弁当持参で朝イチ入館し、夜まで同じ映画を複数回観続けた」のです。 4回ぐらいも観ると筋立ては勿論のことセリフまでも自然と頭に入ってきます。 それが現在に役立つ「創作修行」になったわけで、「人生において無駄な経験というのは無いんだな〜」としみじみ思います。 そんな少年期を送ってきたものですから、「座席指定の入替制」という

#136 「冷蔵庫ナシ」の6年間

1987年から1993年の6年間、私は東京・渋谷区恵比寿3丁目の四畳半アパートに住んでました。 そ…

#135 「自分への御褒美」はヤバいって

「自分への御褒美」というフレーズを使いたがる人っていますよね。 「これは自分への御褒美だ…

#134 町中華は「美談グルメ」じゃない

『町中華とはなんだ』なんて本を出しといてこんなことを言うのもなんなんですけど、まだしばら…

#133 「甘い」と「可愛い」が好き

私は「甘いもの」が好きです。 同じくらい好きなのが「可愛いもの」。 どちらも「人を優しくす…

#132 「錦鯉」と「コロコロコミック」

昨年末のM-1グランプリの覇者「錦鯉」。 私も大笑いさせていただき、納得の結果でした。 あ…

#131 「金の音」はなぜか聞き逃さない

疲労困憊状態で何をする気もなくなり、何に対しても無関心を決め込んでいる人であっても「チャ…

#130 台風より「雪」が嫌い

私は、たとえ「逆境」でもたいがいなものは楽しめる性格なんですが、唯一「雪」だけは嫌なんです。 あれは「しぶとく残る」でしょ? あのしつこさが嫌い。 例えば台風は、吹き荒れてる時は迷惑ですが、通り過ぎれば嘘のような静けさが訪れる。 「台風一過」の清々しさには感動的なものがあります。 けっきょく私は「しつこい奴」が嫌いなんですね。 「ずっと引きずる」「いつまでも根に持つ」、こういうタイプには気象現象だろうが人間だろうが関わりたくない。 雪に比べれば台風は「派手に暴れはするけど遺