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セージの耳打ち

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声高に叫ぶのがはばかられるヨタ話を厳選してあなたの耳元でささやきます。
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2022年3月の記事一覧

セージの耳打ち#202 「安さ」の代償は「時間」だった

東京時代の私が通っていた床屋は「税込み980円」の店でした。 それでも十分安いんですが、なん…

セージの耳打ち#201 漢字は「開く」のが良いわけじゃない

最近のマスコミって、なんだかやたらと漢字を「開く」のが好きですよね。 あ、「開く」ってい…

セージの耳打ち#200 入浴の「常識」今と昔

昭和期に子供だった人は入浴時、ほとんどが親から「ちゃんと肩まで浸かりなさい」と言われてま…

セージの耳打ち#199 自己顕示欲は「知らんがな」

何かが嫌いだったらシカトすればいいだけだし、何かが嫌になったんならスッと去ればいいだけの…

セージの耳打ち#198 「文字入力」で稼げた時代

今でこそスマホやらパソコンやらで誰でも「文字入力」をしてますけれども、かつての文字は「手…

セージの耳打ち#197 「花見」をしてる人はほぼいない

世間が「花見」と呼んでる者の大半は、花見ではなく「花の下宴会」です。 だって飲んで騒ぐの…

セージの耳打ち#196 ヘルシーなのは分かってるんだけど

私が以前働いていた職場の社員食堂のライスは「普通米」と「健康米」のどちらかから選べました。 健康米というのは、日替わりで提供される玄米とか五穀米とかのこと。 値段は同じなので体のためを考えたら「健康米」になるんですが、やはり俗物としては「白いご飯」が食いたくなるわけですよ。 で、結局、ほぼ毎日白米を食っていたのでした。 ちなみに量は「小盛り」「普通盛り」「大盛り」の三種がありました。 小盛りと普通盛りだと値段が違うんですが、普通盛りと大盛りでは変わらず。 だからついつい「白

セージの耳打ち#195 感動的な接客術を見た

ギスギスした昨今は「客側」も「店側」も思いやりの心を忘れがちです。 どちらも相手に敬意を…

セージの耳打ち#194 「段取り」がとにかく苦手です

私はアドリブには強い男なんですが、そのぶん「段取り通りに動く」というのがとにかく苦手。 …

セージの耳打ち#193 電話かけるのも一苦労だった頃

現代は「1人に1台」のケータイ電話時代ですが、以前は「1軒に1台」の家電時代でした。 一…

セージの耳打ち#192 ジュースが「果汁0%」だった頃

もう半世紀くらいも昔、デパートには「アトラクション性のやたら高いジュース自販機」がありま…

セージの耳打ち#191 帰りの学級会で「なごり雪」

うちの小学校では、「帰りの学級会で歌をうたう」という決まりがありました。 曲目決定権は担…

セージの耳打ち#190 あれはきっと「神様のご褒美」

もう30年以上も昔の話になりますが、銀座までミュージカルを観にいった時のこと。 指定された…

セージの耳打ち#189 無きゃ無いなりに工夫をするもんだ

マンション住まいになったことで「給湯器」というものの恩恵に浴するようになりましたが、それ以前の四畳半アパート時代には当然ながらそんなものは無いわけで、どこをどうひねったところで蛇口からは「水」しか出ませんでした。 夏場はそれでもいいんですが、真冬の水道水は数秒で手指の感覚が麻痺してしまうキンキン冷水。 「冷たい」を通り越して「痛い」になってしまうんですよ。 その難関をどうクリアしたかといえば、「隣でコンロを点けながら洗い物をする」という手を使ったわけですね。 感じとしては