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【知識労働者は長靴をはいた猫を見習え4(プロジェクター編)】

【猫の親方あるいは長靴をはいた猫】 Le Maître chat ou le Chat botté

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猫の親方あるいは長靴をはいた猫 通常は「長靴をはいた猫」で呼ばれているシャルル・ペローの童話がある。日本の昔話なら「桃太郎」、西洋の童話ならこの「長靴をはいた猫」が好きであり、ある意味、座右の書の一つである。「長靴をはいた猫」の物語を知らない人はあまりいないと思うが、念の為、この物語の童話のリンクを貼っておく。

この「長靴をはいた猫」に、私は知識・知価社会に生きる知識労働者のあるべき姿を見る。

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シャルル・ペローの童話の最後には教訓が書かれている。
「長靴をはいた猫」の教訓は以下だ。

父から子へと受け継がれる
ゆたかな遺産を当てにすることも
大きな利益には違いないが
一般に、若い人たちにとっては
知恵があったり世渡り上手であったりする方が
もらった財産より、ずっと値打ちのあるもの
です。

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「長靴をはいた猫」の冒頭はこうである
ある粉挽き職人が死に、

3人の息子にはそれぞれ粉挽き小屋、ロバ、猫が遺産として分けられた。三男が「猫を食べてしまったら、後は何もなくなってしまう」と嘆いていると、猫が「心配要りませんよ。まず、私に長靴と袋を下さい。そうすれば、あなたがもらったものが、そんなに悪いもんでもないことが近いうちに分かります」と応えた。

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