禰月 葉子

『破綻のない文章を』 すっかりプレイする頻度の減った人狼ゲームについて書いていこうと…

禰月 葉子

『破綻のない文章を』 すっかりプレイする頻度の減った人狼ゲームについて書いていこうと思ってはじめました

最近の記事

人狼ゲーム信仰論 肆

「人狼ゲームを上手くできるようになりたい」 人狼ゲームをやっていて思ったことのない人は少ないのではないだろうか。 また、そんなつぶやきをよく見かける。 これが、「強くなりたい」や「勝ちたい」であれば、前述の通りでそれほど難しくはないのだが、上手いと言うのは、人の数だけ存在するため難しい。 今回は筆者が上手いと思うプレーヤーが持ってる「三つの戦」を紹介していきたい。 一つ目は、「戦術」 ローラー、潜伏、ラン指定、白圧迫、役騙り、黒囲い、ヘイト管理、擦り寄り、ライン切り

    • 人狼ゲーム信仰論 参

      「このゲームには必勝法がある」 こんなインパクトのあるセリフが登場するマンガがあった。 今回は人狼ゲームにも必勝法が存在するのかどうかを考察していきたい。 まず、今回も長くなってしまったため、時間のない人は最後のまとめまでとんでほしい。 「必勝法」とは、必ず勝つ方法である。 人狼ゲームには狼、市民、第3陣営の数やその役職の能力を組み合わせて作るレギュレーションが存在する。 もし、必ず勝てる方法が存在してしまうのなら、それはレギュレーションに欠陥があると言える。 故に

      • 人狼ゲーム信仰論 弍

        卿らは「そんなに殴ったつもりないのに」「そんなに白く見てないのに」と思った事はないだろうか? これは人の感覚が異なる事で生じるものだ。 人外陣営はこれを利用して攻撃を仕掛けてくるため、気をつけたい。 この現象を無くすための最も優れた方法、それは黒さの数値化だ。 「Aさんはこの発言が変なので人狼確率90%、Bさんはそれを指摘できたので人狼確率30%、Cさんは色落ち無いので人狼確率50%です」 論じるまでもなく確実に定着しない。 そこで筆者は赤い糸というゲームで社会実験

        • 人狼ゲーム信仰論 壱

          人狼ゲーム終了後に人外陣営が「初日吊っちゃってごめん」と市民陣営へ向けて言っている光景を見た事はないだろうか。 筆者はこれ言われた事はあっても言った事は無く(たぶん)、とうてい理解ができないため、考察をしていこうと思う。 まず、「初日吊っちゃってごめん」この言葉自体に違和感を覚えた人はいるだろうか。 初日は、どんなレギュレーションにおいても 人外陣営<市民陣営 であるため、人外陣営だけの力で市民の1人を処刑する事はできない。 そう、処刑は多数決による民意なのだ。 なので本来

        人狼ゲーム信仰論 肆