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分析モデル作成ソフトウェアの選択~オープンソースか商用ソフトウェアか?

昨今のAIブームで、多くの企業で社内データの活用の取り組みが進められていますが、どのソフトウェアを選択したらよいかは悩むところですね。

とくに、組織として取り組む際には
 ・活用事例が豊富にあること(実績に基づく信頼性)
 ・操作性が良いこと(GUI)
 ・ソフトウェアの更新の際に、過去のデータやモデルが問題なく使用できること(上位互換)
 ・ライセンス費用(低コスト)
 ・十分なサポートが受けられること(低コスト)
が選択の観点として挙げられるのではないでしょうか?

直接的な費用の観点では、オープンソースの開発環境から始めることが多い かと思いますが、短期での技術習得や成果を出すためには、個人の能力して    
 ・問題対象のモデリング⇒ データサイエンス
 ・エンジニアリング技術⇒ プログラミングを含むシステム開発による問題
  解決スキル
や相応の自己投資のための時間の捻出が前提になることでしょう。また、個人活動から組織として動く段階では、解析プログラム、モデル、データベース、業務アプリケーションを支えるシステム基盤の継続的なメンテナンスを想定しておかなければなりません。

一方で、商用のソフトウェアは、組織運用を前提に構成されているものが多く、投資対効果が見込めるようであれば実績のあるベンダーの選択の問題に注力すべきでしょう。投資対効果の判断には、自社の経営・業務課題に対して、現実のデータでの効果検証を行うことが、会社からのサポートを得る意味でも肝要ですが、その際には、経験の少ないツールを使用した評価判断には問題が含まれることが経験上多いので、ベンダーの適切なサポートを受けられることが必然でしょう。サポートの中で、対象ベンダーが長く付き合える、信頼できるパートナーかを判断してください。

なお、弊社で取り扱うニューラルワークス製品の中でも、PredictはExcelアドインで使用できるため、ほとんどのAIツールで煩わしい独自画面と入力データの参照や出力結果の参照のための行ったり来たりがなく、操作性が快適です。

弊社では、データ分析プロジェクトにまつわる様々なご相談に、過去20年以上に渡るプロジェクト経験に基づき、ご支援しています。

社内セミナーの企画等、お気軽にご相談いただければ幸いです。


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