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福島県海域における水産物の出荷制限指示は全て解除

福島県の復興において、懸念事項の一つは漁業です。第一原発の処理水をどうするかという問題もありますが、明るいニュースも入ってきました
福島県海域における水産物の出荷制限指示は全て解除となったのです。

・コモンカスベの出荷制限が解除(2020年2月25日)
・コモンカスベは、16年8月に出荷制限が解除されたが、19年1月に試験操業で食品に含まれる放射性セシウムの基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える161ベクレルが検出され、再び出荷制限となっていた。
・海産魚介類は43魚種、44品目が出荷制限の対象となったが、これで全て出荷が可能となった
参考 https://www.minyu-net.com/news/news/FM20200226-462874.php

そもそも福島県産水産物は買えない?!

・福島県沖の魚の出荷は可能にはなっていますが、去年(2019)の水揚げ量は震災前の14%ほどと伸び悩んだまま
・消費者が福島県産の水産物を買いたくないわけではなく、水産関係の流通業者が福島県産を避けている場合がある →福島県産の水産物が市場に流通しない
※参考 NHK WEB特集原発事故9年 福島の食はいまどうなっているのか https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200330/k10012349241000.html

消費者が買いたいと思っても、スーパー等に並んでいなければ購入することはできません。まずは、水産流通業者が福島県産を取り扱ってもらうことが先決です。そして、福島県産の海産物を見かけたら、ぜひ購入してください。



 

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