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【アンケート結果発表!】Uniposを1年使ったら、びっくりするほど称賛文化が生まれた件について

はじめに

こんにちは!株式会社Newbees HR担当のmomoです。
今回は弊社で約1年前に導入したUniposに関して、導入背景から1年間利用してみた上でのメンバーアンケート結果など、pecoさんとともにお話させていただきます!

── 今回はUniposに関してですよね。

そうそう、今回は、2022年の9月から導入したUniposに関してです。
導入背景から約1年通して利用した所感など、アンケート結果を交えてお話させてもらいます!

Uniposとは?

── Uniposは私も日々使っていますが、ざっくり説明すると、オンライン版のサンクスカードみたいなものですよね?

そうですね!Unipos様のURLも載せておきますが、正確には下記となっているみたいです。

Uniposは、ピアボーナス®を軸とする全社参加型カルチャープラットフォームです。カルチャーを変え、人と組織の力を引き出します。

参考:Unipos

Uniposの導入背景

── そもそもですが、どういった背景でUniposを導入することになったのでしょうか?

大きく2点あります。

1点目は、NewbeesのHR側でおこなっている従業員サーベイで、感謝や称賛に関するスコアが同業態の他社と比較して低かったので、その改善を行うためです。
感謝や称賛を伝えないというよりは、伝える機会を伺っていて逃してしまったり、本人は伝えているつもりでも相手には感謝や称賛だと伝わっていなかったり、という課題を、Unipos導入で解決できるのでは?となりました。

2点目は、リモートメインになったことにより、オフィスで働いていた頃にはなんとなく感じ取ることができたり、聞こえてくる話の中から従業員のがんばりが見えていたりした部分がゼロになってしまい、日の当たらないがんばりが見えなくなってしまったことの改善のためです。
誰かのがんばりを「知っている人は知ってるけど、知らない人は知らない」「あの人って業務での関わりないけど何をしてるの?」といった状況が増えてきていたので、その可視化をしたいとなったんです。

それ以外にも、部署間コミュニケーションの活性化やVALUES浸透など、ブラッシュアップしたいことはたくさんあって、それらの改善策の1つがUniposでした。

── 結構いろいろな課題があったのですね!
私がジョインしたときはすでに導入されていたので、何も知らず楽しく使っていました(笑)

そうですよね、momoさんはたしかUnipos導入直後のジョインでした。
楽しく使ってもらえているならなによりです!

Uniposの継続はどうなるの?

── HRでは、2023年の7月にUnipos関連のアンケートを配布していましたよね。私も一個人として回答しました!

回答ありがとうございます!
利用してから約1年経過したので、「実際効果ってあったんだっけ?」「Newbeesメンバーはどう捉えているんだろう?」という部分を可視化するため、アンケートをしました。

── この結果によっては今後利用していくかどうかも変わる訳ですね…!
気になってしょうがないのですが、継続可否はどうなったんですか?

結果ですが、合計97%のメンバーが継続希望で、今後も無事続けていくことになりました。
個人的にUniposは推しサービスなので、同じ気持ちの方がたくさんいて嬉しかったです。

── 無事継続なのですね、私も嬉しいです!
とはいえ、「懸念が解消されたら継続してもよい」という方もいらっしゃいますね。
具体的にはどんなことが懸念なのでしょうか?

いやはや、伸びしろですね!貴重なご意見ありがたいです。
意見としては、こんなものがありました。

  • Uniposを起動するのが手間だと感じます

  • ほぼ1人で業務をしている週だと「今週もお疲れ様でした」としか活用できていない状況です

  • なかなか他の人の投稿を見ることができないこともあり、ポイントを余らせてしまうことが多いです

  • 決まったメンバーに贈りたい時も毎回メンバーを登録することも時間がかかり、やりにくさを少し感じます

「ポイントが余る」もあるあるですよね……。

── なるほど!確かに皆さんは普段業務に集中しているので、起動という工程を挟むのは手間かもしれないですね。集中力も途切れちゃいますし。

Newbeesはチームでアウトプットを出すスタイルといえど、もくもくと1人で作業して、気がつけば1週間経っていた…!ということは私もあります。
そして「今週お疲れ様でした」を流すという……(泣)

── 「お疲れ様でした」と一緒にポイントをもらうのも、十分嬉しいですけどね!

とはいえ、もっと手軽に利用できる工夫ができたらいいですね。
まずはSlack連携で送信できる機能を改めて紹介してみます!

導入してよくなった点

── これだけ継続希望が出たということは、ポジティブ面がたくさんあったと想像しています!実際導入したことで良くなったことはあるのでしょうか?

よくぞ聞いてくれました!改善されたことはたくさんあります。
まず導入目的の2点は、以前より良くなりました。

1点目の「感謝や称賛」に関する項目は3つあるのですが、すべて上昇。
ベンチマークの数値も超えました!

アンケートの結果としても見えるんですよ。
導入前と導入後で比較できるようになっています。

「感謝・称賛の共有」は、導入前より「している」が約23%UP

「感謝・称賛」は、導入前より「伝えられている」が約33%UP

「褒められる機会」は、「ある」「どちらかというとある」が約29%UP

── おお〜いいですね!確かに、Uniposを開けば感謝が飛び交っているので、見える化が進んだと思いました。

私も、これは進んだと言っていいと思います。
特に、感謝・称賛の「している」「されている」に注目してほしいのですが、導入後はほぼ同じ割合になっているんです。
導入前のアンケート結果を見たときは「感謝を伝えたことは覚えているけど、伝えられたことって忘れちゃうんだな」と思っていたので、その差が縮んでいることに感動しています。

── Uniposを開けば「おくった」「もらった」を遡れるので、忘れても思い出せますもんね。いい機能です。

次に「みんなの頑張り可視化問題」ですが、Unipos継続派の理由として、前向きな意見がいくつも挙がっていました。

  • 「業務には必須ではないけどやると誰かが助かる」といったちょっとした感謝は目に見えないことが多いので、可視化されるのは良いと感じます。

  • 自分が直接関わっていないことでも、拍手で「いいね」の気持ちを送ることができるのも良いと思っています。

  • 普段関わりの薄いメンバーの活躍も垣間見ることで自分も頑張ろうと思える気がします。

  • 他の部署の方の働きや関わりがUniposの投稿で分かることがあることと、雑談系もメンバーの人柄がわかって面白いです。

改善したいと思った以上の効果が見えて、本当に嬉しいです……!

── 「知っている人は知ってるけど、知らない人は知らない」「その人ってそんなことしてくれてたんだ?」といった状況改善が目的のひとつになっていましたが、コメントを見る限り、上手くいっているのではないでしょうか?

あくまで一部の意見にすぎないですが、Unipos導入前よりは改善されていそうです!
上記と少し逸れるかもしれないですが、同部署・他部署のコミュニケーションという点では、アンケートでも数値があがっていました。

同部署コミュニケーションのとりやすさは、約11%UP

他部署コミュニケーションのとりやすさは、約34%UP

それ以外に、より改善されたところとしては、「理念やPURPOSE、VALUESの認知」でした。
Uniposではハッシュタグでそのあたりを選択できるようになっているので、そのおがけかと思います。

PURPOSE・VALUES・理念の認知度UP(ふたつ以上が約22%UP)

── 導入前はひとつも知らない方がいましたが、導入後は皆さんひとつは知っている状態になったのも大きいですね!

導入したHRが言うのもなんですが、効果が大きくて、かなりびっくりしています(笑)

見えてきた、今後の課題

── あまりにもいい結果が出ていて、正直「ホントなのか?」と思っちゃったのですが、ネガティブな部分はないのでしょうか?

まあ、そう思いますよね(汗)
Uniposを導入したことでネガティブに働いたことはないのですが、
予想よりも効果が上がらなかったことはあります。
今後改善していきたいところです。

── それを聞いて、ちょっとホッとしました(笑)実際どこが停滞気味だったのですか?

「理解・実践」という観点ですね。
特に会社で起こっていること、他部署の業務、理念・PURPOSE・VALUESなどの数値があまりあがっていなかったです。

会社で起こっていることの理解は、約7%UPにとどまる

他部署の業務理解は、わずか1.5%のUP

PURPOSEなどの実践は、UPほぼなし(0.2%)

── じっくりグラフを見比べると、より理解度が深まった人が増えていたり、まったく実践できていない人が減っていたりはしますね。
ただ、今まで見てきた結果よりは、確かに成果が小さいかもしれない……。

間違いなく進んではいるんですけどね。さらにブラッシュアップしたいところです。
あと印象的だったこととしては、「具体的にどういった業務がどのVALUESに当てはまるのか」という回答の大半が「対話」に関してで、「挑戦」「貢献」の記載が少なかった点です。

── 言われてみれば「対話」って意見交換やすり合わせ、MTGなどイメージしやすいですが、「挑戦」「貢献」と言われると、正解が見えにくいかもしれないですね。

人によってミッションや経験値が違うので、そもそも「何が挑戦か?」「何が貢献か?」という内容に、はっきりした正解はないですよね。
だからこそ当てはめが難しいという……。
今後の参考までに、回答もいくつか列挙しておきましょう。

Communication(対話)

  • 各種ミーティングやテキストベースでのコミュニケーション

  • 業務内で起こる会話内で、相手の意見も聞き自分の意見もしっかり伝える

  • 議論を恐れず自分の考えを相手に伝える。不明点などは躊躇せず確認する

  • 自分の業務では案件での意見交換や、部署間や運営とのすり合わせ

Challenge(挑戦)

  • 作業の効率化や新しいツールの導入

  • 新しい機能やサービスの開発に、積極的に取り組む

  • 積極的に新しい技術に実務で使う機会を設けている

  • 新しいビジネスを作るため、営業時間外で学習をしている

Contribution(貢献)

  • OKRの目標達成

  • 改善案の提案や堅実に実装を進めていくこと

  • 自分たちだけではなく、パートナーやその先のユーザーにまで配慮する

  • ブログ記事を書いたり勉強会での発表によって技術情報を共有する

今度進めていくこと

── 結果をじっくり見てきましたが、大事なのは「今度どのように活かしていくか」ですよね。実際どんなことをしていくのでしょうか?

詳細は、momoさんやUnipos様とも一緒に作戦を練りたいところですが、ざっくりとしては下記を進めていきたいと思っています!

  1. noteでアンケート結果(現状)を全社へ共有 ←イマココ

  2. Uniposの表彰機能を使用し、各VALUESが紐づいたコメントを発信

  3. 他部署の業務理解に関しては、背景含め施策をHRでブレスト

  4. 各VALUESが紐づいたUniposを、じわじわHRで発信

  5. 進める施策が固まったら、他部署へも共有

意外と先は長いです……。

── Uniposの機能を新たに使ってみたり、じっくり発信をしていく形ですね。私も頑張ります!ちなみに表彰機能って何ですか?

私もまだ使ったことがないのですが、上手に使用すれば、VALUESなど特定のハッシュタグでピックして称賛できるらしいです。

▼表彰機能とは
管理者の運用負荷を少なく、組織の中で大事にされている投稿や利用している従業員を称賛できる機能です。

引用:Unipos

── なるほど!各VALUESの行動がイメージしやすくなるかもしれないですね。とにかくまずは実践しましょう!
あっ、この施策も「挑戦」に当てはまりそうです(笑)

おっ。いいですね!カルチャーを浸透させるリードメンバーをはじめとして、たくさんの人に協力してもらって進めていくことになりそうですが、まず自分たちで体現していくのが大事ですね。一緒に頑張ろう……!

番外編:Unipos上での素敵エピソード

── そういえば、任意で「Unipos上での、共有したい素敵エピソード」も集めていましたよね。
読んでいてほっこりしたので、ここでも発表しちゃいましょう!

そうですね。任意であるにもかかわらず、答えてくださった皆さまに感謝を込めて……!
エピソードというより「Uniposで生まれた嬉しかったこと」もたくさんありました。

  • 当たり前だと思ってやっていたことが感謝されたこと

  • クアッカマナビー(成長支援制度)のレビューに反応してくださった方がいて、他部署の方でも関心持って読んでくださったんだな、ということがあり嬉しく感じました

  • 日報に触れてくれてありがとう、誕生日おめでとう、など業務に直接関係ないことでも送り合えたことが嬉しかったです

  • 勉強会のスピーカーにたくさんUniposが送られるのを見るとホッコリする

  • 相手に送ったメッセージに拍手が多くつくことは地味に嬉しいです

  • Goカンファレンスの時の盛り上がりも会社全体で応援している一体感がありました

  • プロジェクトの1つがほぼ社外の方とのやり取りのみなため、社内のプロジェクトで小さなことでもUniposいただけるととても嬉しくなります

まとめ

今回は、Unipos制度に関して、導入背景や導入後のアンケート結果、メンバーの意見などをお届けしました。
アンケートのご協力、感謝いたします!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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