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ライターはなぜ「コミュニケーション力」が大事と言われるのか?

私は9年前のライターデビュー当時から、ライター遠藤美華として提供できるメニューサービス「プロフィール作成サービス」を作っています。
実は以前にご依頼いただいたクライアントさんから、新たなご依頼をいただきまして、5年前に納品した原稿を読み返していました。

5年前に納品した原稿は、5年前の自分が書いた最高の原稿である

5年前の原稿は、その時の私が精一杯書いた原稿で、当時はクライアントにも喜んでいただいていましたが、今読み返すと恥ずかしい限り。自身のライターとしての成長が見てとれたと思えばいいのですが、ライターのスキルって結局経験の積み重ねの中で磨かれていくのもなのです。

誰かに文章の書き方を教えてもらえば、それで自分がすぐにいい原稿が書けるようになるわけではない。教えてもらったことやアドバイスをもとに、自分の仕事や日々の情報発信に落とし込んで文章を書き続けて、書くスキルも伝えるスキルも上がっていくわけです。

「筆力」を上げるには実践。だから時間がかかる

だから結局やり続けるしかないんですよね。ライターって。
書き続けた人、仕事をやり続けた人だけが洗練されていくわけなんです。

だから時間がかかるんですよ。「筆力」を上げるっていうことは・・・・。一足飛びには行けないわけです。だから、今の自分の最大限の筆力を発揮して、常に仕事は進めていきます。

その原稿の評価って、その時の自分の「筆力」です。その時の自分が精一杯にやったものが、実績のある錚々たる大先輩たちと同じように、書けることなんて絶対にない。

「コミュニケーション力」があるライターに軍配があがりやすい

でも仕事を進めていく上で、社会人としてのルールをわきまえ、ライターとしてプロの意識を備えることは、駆け出しのライターでも努力すればできます。

取引先が自分と仕事をするのに嫌な思いをすることはないか。どうしたらスムーズにやり取りが進むのか。取材先での立ち振る舞いやあいづち、質問の仕方など、一緒に進めていくプロジェクトをスムーズに進めていくような相手を思いやる心は、実は「筆力」を凌駕していくんですよ。

文章が上手な人と上手くはないけれどそこそこの文章を書いている人では、そりゃ上手な人の方がいい。でもその文章が上手な人と、もし仕事がやりづらかったらどうでしょうか。やっぱり仕事はしたくない。これが人の心情です。

だから「筆力」がない始めたばかりのライターほど「コミュニケーション力」は大事。実践で筆力を高める努力をしながら、コミュニケーションで勝負をしていくのもありです。

だからライターとしてスタートしたばかりの人ほど、取引先とのコミュニケーションは大切にしていきましょう。「筆力」がないと思って落ち込んでいるかもしれませんが、もしかしたら仕事のやりやすさで、また仕事のご依頼をいただけるかもしれません。

だって文章を書く作業はずっと続くし、もし順調に成長を続けていたら、今の自分の書いたものを3年後にみたら、きっとびっくりするほど恥ずかしいと思うかもしれない。

なかなか仕事に繋がらないくてコミュニケーションの勝負までいかない人は、自分のサイトで発信を続けて自分の「筆力」をアップさせていきましょう。誰に向けて何を伝えていくのかを考えて書くことを繰り返していくと、確実に力は尽きます。

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