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わたしが上京した理由



なぜ東京か?


あるニュースが流れてきたので改めて書こうと思います。
わたしが会社を辞めてまで、東京に来たのはそんなに難しい理由ではなく、かなり単純です。

圧倒的に東京にヒトが集まっているからです。
需要があるところに行かないと生き残れないと思ったのです。地元、大阪も都会で転入超過ですが、東京ほどの勢いはありません。

東京一極集中はよくない、とりわけ日本で次点の関西圏をなんとかせねばという意見はちらほらコメントにも散見されますが、個人的には非現実的であると感じます。
地図を見ても明らかで、平地の面積が圧倒的で関西圏はこれ以上の発展には限界があるように思えます。
過去には後背地に山があること、水運の便のよさ、農業に適しているかなども重視されました。
しかし、防衛面はそこまで地形に拘らなくてもよくなった点、交通網の発達によりそこまで重視しなくてもよくなりました。
そうなると圧倒的平地の(或いは険しくない頑丈な台地)の広さ、温暖な気候である関東にヒトが集まるのも当然ともいえます。

長期的にみれば東京も含め、人口減少がトレンドなので、よりマシなところに行くのがいいという判断です。

東京のデメリットや不安な所

山が少ない、混雑、気質


ただ関東平地の後ろの山は千葉方面を除き、結構険しい所が多いです。
また、平日は通勤ラッシュが凄く(この問題は自転車通勤が実現したので個人的にはない)、世間の休日には山の観光地が大混雑します。
そのため、山が恋しくなったときに気軽にはなかなかいけないのは難点です。
それゆえか、やや関西より余裕のなさそうな雰囲気が漂っている気はします。

災害リスク

また、先日も東京湾震源の地震があり、東日本大震災の時も関東では交通麻痺が発生しました。さらに、箱根付近にはプレートの境目があり、地震や火山噴火のリスクは人口過多も相まって関西圏より大きいとも感じます。もちろん関西でも阪神淡路大震災や大阪地震があり、日本にいる以上このリスクからは免れないです。

また、いかにも人工的な治水事業が行われています。
このあたりもむしろ安全のためとはいえ、大都市ゆえに道路の地下につくらないといけない状況でもあるでしょうから、若干不安な所ではあります。
例えば、環七の地下に調整池を作る事業とかです。

 一方で知らないだけかもしれませんが、関西圏では道路地下に調整池を作る話などの治水事業はあまり聞かないです。大和川の付け替えなど江戸時代から整備が進んでいたのもあるかもしれません。
昭和時代には大和川の汚染やそれによる水害がありましたが、現代はほとんど解決しました。
また、関西は瀬戸内海式気候にあたり、とりわけ大阪は東京に比べ、降雨量や降雪量はやや少ないです。夏は大阪の方が暑いですが。
気候や災害面から考えると関西に軍配があがるかもしれません。

また、これらも踏まえて近い将来関西に戻るかはわかりません。ただフットワークは軽く生きていきたいです。

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