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エージェントに思うこと ②退職エージェントは勿体ないが、、、

今回は「エージェントに思うこと」第二回、退職エージェント(退職代行)について、書いていきます。
前回の転職エージェントの記事は↓からどうぞ。

近年、ニュースなどで話題になっている退職代行は、短期離職者に限らず、長期間働いている人も、会社に伝えにくいなどの理由で一定の利用があるようです。
民間業者、弁護士、労働組合と大まかにどれかに退職の意思を代行して伝えます。
それぞれできる範囲は異なりますが、成功率も高く、大抵の場合はその日に退職の手続きができるそうです。
そのため、若者を中心に利用が進んでいるそうです。



いきなり退職代行はもったいない

ただ、いきなり退職代行を利用するのは色々な意味でもったいないように思えます。

金銭的にもったいない

まずは金銭的にもったいないです。いわゆる代行業者の退職代行でもだいたい2-3万円くらいの支払いが発生します。
それくらいのお金があれば、1ヶ月くらいの食事代ですし、美味しいものを食べたり、旅行や娯楽をそれなりに楽しむことができます。
また、経済力が十分にない若者だとかなり痛い出費に思えます。

勢いでいきなりやめるのがもったいない

突然、何の前触れもなく、退職代行を利用してやめるのであれば、いきなりやめるのはもったいないです。
短期離職や職種によっては、後任者への引き継ぎ事項などはほぼないかもしれません。
しかし、突然やめるのは後任者のことを考えると非常にもったいないです。
また、落ち着いて考える時間をとらないと、判断を誤ってしまうこともあります。
とりわけ、スキルもなにもない状態での再就職は非常に難しいのが現実です。
ただ、いきなり合う仕事に就ける方が奇跡に近いのですから、この現実は本当に何とかすべきだと思います。

人間的にもったいない

やはり、「筋」としては直接、上司や担当者に退職の旨を伝えるべきだと思います。
人として、自分の意思を一度以上は自分の口で伝えるべきです。一つの交渉の経験です。
引き留めにあうこともあるとは思います。
しかし、それで相手や自分の理解や信頼関係が深まる可能性もゼロではありませんし、続ける方が結果的にプラスになる可能性も否定できません。

一度でも意思表示してダメなら退職代行使うのはアリ

たしかに信頼関係ない人には言いづらい

ただ、一方でパワハラ気質な風土だったり、上司の人間性が終わっていたりというのはあると思います。
また、部活にはなりますが、辞める意思表示を責任者にしましたが、有耶無耶にされた事がありました。学校の部活なので、会社ほどは損害賠償などを求められることもないので、ばっくれも一つの選択肢かもしれません。
別の部員にばっくれを指南し、暫く音信不通になったこともありました。しかし、まさか実行するとは思いませんでしたし、筋としてはどうなのかなと思います。
部活は続けてよかったと思う反面、こういう時に退部代行があれば変わっていたかなと思う事もあります。

退職代行以外にも代理交渉サービスはある

また、NHK党はかつてNHKの委託集金人との交渉を契約者の代理で行っていたり、今でも請求書代理受領サービスというのも行っています。
このようなサービスが一定数利用されていることからも、強い相手に対して、本人が話すより一定の知識を持った人が代理で話す方が事が有利にすすむのも事実です

退職代行を使うのは慎重に。ただどうしても交渉難航するなら使うのはアリ。

このような交渉事はお互いの信頼関係も肝になりますが、築けていないことも多いでしょう。部活で続けられたのは信頼する気持ちが少しあったのと別の見学した部活へ不信感があったからです。
自分自身が短期離職した企業には多少なりともどこか不信感はありました。しかし、退職意向は「なんだかんだ」受け入れて、こちらも妥協する余裕はあったので偶然退職代行を使わずに済んでいるのかもしれません。
一度でも意思表示をしてダメなら、退職代行を活用するのはアリだと思います。


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