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座右の名言とともに紹介!…シェイクスピア作品を題材にした音楽作品のススメ

新日本フィルnoteではダントツの情報量「岡田友弘《オトの楽園》」。実は指揮者の岡田友弘が新日本フィルの定期に絡めたり絡めなかったりしながら「広く浅い内容・読み応えだけを追求」をモットーにお送りしております。新年度第1回目はメンデルスゾーン、劇付随音楽「夏の夜の夢」関連、原作のウィリアム・シェイクスピアの作品の中から、クラシック音楽作品となっているものをいくつかご紹介。同時に筆者がこれまでの人生で大事にしてきた「座右のシェイクスピア名言」とともにご紹介!あなたの人生に響く「一言」そして「一曲」が見つかるかも!?今年度も様々な趣向を凝らし、クラシック音楽を面白く、軽妙に、そしてときに深く綴っていきます!

はじめに

「人間万事、塞翁が馬」「一石二鳥」「生きてるだけで丸儲け」「死ぬこと以外かすり傷」など・・・人によって「座右の銘」というものを持っている人は思いの外多いのかもしれません。

もちろん僕もそのひとり。

それは「論語」や「老子」、または「三国志」など中国の漢籍や、キリスト教やギリシャ・ローマ神話出典のもの、仏教や神道、日本の古典によるものなど多岐にわたります。大学時代にドイツ文学をかじったので文豪ゲーテの名言のいくつかも僕の座右となっています。

そんな名言コレクターの僕ですが、実のところ、そんな「座右の銘」の中でもイギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピアの戯曲の中の言葉の数々が僕にとっての生きる上での「座右」となっているものが多いのです。

シェイクスピア


「シェイクスピア」と聞くだけでどこか「難解」なイメージを持つかもしれませんね。僕もそうでした。しかもシェイクスピアの作品は「戯曲」、つまり演劇を上演するための「セリフ台本」の形で書かれているのです。これがまた若い僕にはなんだかとっつきにくくて・・・しかも回りくどい表現が多い。令和の世も「タイパ」だの「コスパ」だのと変な効率主義や「ハウツー」を伝授する本などがバカ売れする時代ですが、昭和末期の僕も「簡単で分かりやすい」ものになかり飛びついていましたので、その真逆のシェイクスピア文学はもっとも「苦手な部類」のものでした。

シェイクスピアの胸像

そんな僕でしたが、音楽家、指揮者という、一般的にはイメージが湧きづらい仕事に就いてから、仕事上の人間関係や人としての生き方のヒントや支えになる言葉を探す中で、シェイクスピアの名言に触れ、座右として自分の傍に置いておくようなりました。

そのようになる以前、全くシェイクスピアに触れていなかったということはありません。その出会いは「クラシック音楽」がそのきっかけとなったものがとても多いのです。それほどに「シェイクスピアとクラシック音楽」の関係は親密なものと言えるでしょう。

これまでの僕のささやかな人生の中で出会ったシェイクスピア作品やその関連音楽作品をオーケストラ作品を中心に紹介していく・・・というのが今回の内容ですが、それにシェイクスピア劇中に登場する「名セリフ」の中から、僕が座右としている言葉を合わせて紹介します。その言葉の中にひとつでもみなさんの心のどこかに引っかかるものがあれば、無上の喜びです。

それでは一緒に、音楽と言葉の探索の旅に出発しましょう!

シェイクスピア晩年の家(イングランド、ストラットフォード・アポン・エイヴォン)


なお作品の内容や詳細についてはここでは詳しく触れませんが、是非それらの作品を読んだり、映画化されたものをご覧いただけたらと思います。文末におすすめ本の紹介もしています。

『恋はまことに影法師。追えば追うほどに逃げていく』〜「ウィンザーの陽気な女房たち」

小学4年生の4月、僕はオーケストラ部に入部しました。入部の動機はいかにも小学生らしいもので、近所に住んでいた友人のお兄さんがオーケストラ部にいて、入部を勧誘されたこと。その人はトロンボーンを担当していたので、僕もトロンボーンを希望して吹き始めました。思いの外上達(?)も早く、夏頃に開催される音楽コンクールの合奏部門のメンバーとしてデビューしたのですが、その時の演奏曲が「ウィンザーの陽気な女房たち」という曲で、作曲したのはオットー・ニコライという人。この作品は同名のオペラの序曲、つまりオペラの前に演奏される「オペラの聞きどころメドレー」のようなオーケストラ曲です。曲はゆったり始まりますが、後半は軽快で楽しい音楽で、今でも人気がある作品。しかし、そのオペラ本編は現在演奏されることはほとんどありません。

オットー・ニコライ


お話はフォルスタッフ(ファルスタッフ)という老騎士がウィンザーの女房達をたぶらかそうとして、逆に痛い目に遭う・・・という喜劇。小学生に演奏させるには少しばかり刺激が強いようにも思いますが、そんなことはつゆ知らず、楽しくも緊張してステージで演奏した思い出の曲です。

冒頭のセリフはいかにも恋愛喜劇らしいものですが、確かに恋焦がれ、求める相手は追いかけても追いかけてもその距離は縮まることがない・・・そんな経験が少なからずみなさんにもあるでしょうか。

この「恋」を「音楽」に置き換えても同じことがいえる気がします。求めても求めても逃げていく・・・それでも音楽を追い続けるのが僕たち音楽家の宿命なのでしょう。

また主人公フォルスタッフを題材にした音楽作品もあります。

もっとも有名なのはイタリアの作曲家ヴェルディのオペラ「ファルスタッフ」。この作品がヴェルディ最後のオペラ作品となりました。ヴェルディのオペラには「悲劇」が多いのですが、この作品は珍しく喜劇です。オペラをいきなり聴くのはハードルが高いと思いますが、興味を持った方は是非映像とともにお楽しみください。

イギリスの作曲家で「威風堂々」が有名なエルガーにも「ファルスタッフ」という作品があります。あまり演奏はされませんが結構聴きやすい作品だと思いますのでこちも併せて聴いてみて下さい。

オペラ「ファルスタッフ」の最後、主人公のファルスタッフに言わせる言葉も印象的です。

フォルスタッフ


「世の中、すべて冗談だ」

シェイクスピアの作品にはこれと似た言い回しがたくさん登場しますが、世の中すべて冗談だと思うくらいが、人生を身軽に楽しく過ごす秘訣かもしれません。

『輝くもの、全て金にあらず』『外観というものは、一番酷い偽りであるかもしれない。世間というものはいつも虚飾に欺かれる」〜「ヴェニスの商人」

生まれ育ちが秋田の田舎まちだったので、演劇に触れる機会というのは年に一回程度開かれる学校の「芸術鑑賞教室」くらい。記憶があるのは小学校高学年か中学の時の鑑賞教室だ。ハウフの「石の心臓(冷たい心臓)」とユーゴーの「ああ、無情(レ・ミゼラブル)」、そしてシェイクスピアの「ヴェニスの商人」です。

子供心に当時もっとも印象的だったのは「ああ、無情」だったのを覚えています。主人公のジャンヴァルジャンが、とにかく災難に巻き込まれる物語ですが、展開の早さに引き込まれたのを覚えています。「ヴェニスの商人」は舞台セットも暗い感じだったのと、主人公のシャイロックという商人ほ風貌も冴えない小太りの老人といった感じ。動きもあまり躍動感がなくて、はじめは「つまらなそうだな」と思ってみていましたが、話が進むにつれてどんどん話が面白く感じられて、最後まで飽きずに鑑賞できました。今思えば、それがシェイクスピア文学の凄さだったのかもしれません。

はじめに引用した言葉は、現在にもいえる事だと思います。「人間、顔じゃない」とは言いますが、どこかで見た目で人を判断したりすることは少なからずあるようなないような…。

「ヴェニスの商人」を題材にした音楽作品としてはフランスの作曲家フォーレの「シャイロック」組曲が有名です。この「シャイロック」とは「ヴェニスの商人」の主人公の名前です。フォーレらしい優しく美しい和音に心癒される作品。そしてイギリスの作曲家ヴォーン・ウィリアムズの「音楽のセレナード」も「ヴェニスの商人」の劇中の一場面を題材とした作品。この作品も美しく穏やかな音楽に心奪われることでしょう。

ヴォーン・ウィリアムズ


『誰のことばにも耳を貸せ、口は誰のためにも開くな』『簡潔は知恵の精神、冗漫は手足や虚飾だ』『われらはいかにあるかを知るも、われはいかになるかを知らず』〜「ハムレット」ほか「4大悲劇」の音楽と名セリフ

シェイクスピアの「4大悲劇」といわれる作品は「ハムレット」「オセロ」「リア王」「マクベス」です。最高傑作とされる「ハムレット」をはじめとして、この4大悲劇を題材とした音楽作品は数多くあります。

「ハムレット」を題材とした作品としてよく知られているのはチャイコフスキーの幻想序曲「ハムレット」です。ハムレットの物語の雰囲気をよく表した名作で、比較的演奏される作品です。ハンガリーの作曲家リストにも、交響詩「ハムレット」という作品があります。ロシアのプロコフィエフとショスタコーヴィッチには劇付随音楽として作曲された「ハムレット」がそれぞれありますが、こちらはあまり演奏される機会に恵まれていないようです。

チャイコフスキー


「オセロ」
は、ヴェルディのオペラ「オテロ」をはじめとして多くの作曲家が題材としています。チェコの作曲家ドヴォルザークは演奏会序曲「オセロ」を作曲しています。最近は演奏される機会が増えてきた作品ですが、堂々とした作品でもっと演奏されてほしい作品のひとつです。またエルガーの「威風堂々」というタイトルは、「オセロ」のセリフから採られました。

ドヴォルザーク
エルガー


オセロ鑑賞のキーワードは「嫉妬」。名セリフの中にも嫉妬をテーマにしたものが多い印象があります。その中で教訓となりそうなものを一つだけ・・・。

『空気のように軽いものでも、嫉妬するものには聖書の本文ほどの手堅い証拠になる』

また「オセロ」と「ハムレット」を題材とした吹奏楽作品があり、現在でも人気のある作品となっています。作曲は「吹奏楽の神様」と呼ばれるアメリカの作曲家アルフレッド・リード。大変芸術性の高い作品で、シェイクスピアの世界を見事に描いている作品。コンクールなどでは抜粋で演奏されることが多いのですが、是非全曲を演奏、鑑賞してほしい作品です。

「リア王」を題材としたものとして特に知られているのは、フランスの作曲家ベルリオーズの序曲「リア王」です。この作品も演奏会用序曲といわれるもので、オペラのために作曲されたものではありません。この「リア王」をはじめとしたベルリオーズの演奏会用序曲がのちにリストが作り上げた「交響詩」へと成長していったとされています。

ベルリオーズ


「リア王」の名セリフは教訓めいたものが多く、座右となることばに溢れています。その中からいくつかをご紹介。

『何もないところからは何も生まれはせぬ』

『「最悪だ」などと言えるうちは、まだ最悪ではない』

『人間、産まれるときに泣くのはな、この大いなる阿呆の舞台に上がってしまったからなのだ』

長い人生を生きたリア王の言葉は含蓄がありますね・・・。

「マクベス」もヴェルディに同名のオペラがあり、非常に有名な作品です。またドイツの作曲家リヒャルト・シュトラウスの作品に交響詩「マクベス」があります。非常に良い作品なのですが、他のリヒャルト・シュトラウスの作品に比べて演奏される機会が少ないのが残念な作品。いつか僕も指揮してみたい作品です。また、ショスタコーヴィチのオペラに「ムツェンスク郡のマクベス夫人」という作品がありますが、これはシェイクスピアの原作を翻案した小説がモデルとなっています。

リヒャルト・シュトラウス


「マクベス」はシェイクスピア悲劇の中ではもっとも短い作品ですが、その言葉は非常に印象的なものが多いです。

『きれいは汚い、汚いはきれい』

『消えろ、消えろ、束の間の灯火!人生は歩く影法師、哀れな役者だ』

前者はシェイクスピア文学の特徴的な表現法である「オクシロモン」(撞着語法)で書かれいます。そしてこの矛盾するものの共立がこの劇のモチーフのひとつとされています。

後者はシェイクスピアの名言の中でも特によく知られているセリフです。「影法師」が多く登場するのもシェイクスピアの特徴ですね。

余談ですが、黒澤明監督の「乱」は「リア王」を、「蜘蛛巣城」は「マクベス」を日本の戦国時代に舞台を変えて翻案した作品です。

まだまだある!シェイクスピアの作品を題材とする音楽、そして名セリフ

シェイクスピアの戯曲はそのジャンルによって「悲劇」「喜劇」「ロマンス劇」「歴史劇」などという分類がされています。その作数は現在では40作品とされています。

「悲劇」の中でもっとも有名なのは「ロミオとジュリエット」でしょう。対立する家に生まれた2人の男女の悲しい恋の物語。音楽作品も多く残されています。代表的なものはプロコフィエフのバレエ音楽「ロミオとジュリエット」でしょう。もちろんオペラ作品も多くありますが、オペラ以外に目を向けるとベルリオーズに劇的交響曲「ロミオとジュリエット」という壮大な作品があります。またチャイコフスキーには幻想序曲「ロミオとジュリエット」があり、この作品はプロアマ問わず多く演奏されています。実はこの作品には「原典版」があり、滅多に演奏されることはありません。改訂された版が演奏されるのがほとんど。しかし不思議なことに僕はこれまで有名な方の「幻想序曲」を指揮する機会がなく、なんと「原典版」は指揮したことがあります。つくづくニッチな人間だと半ば呆れてしまいますが、原典版もなかなかチャーミングな作品です。果たして・・・有名な方を指揮するのはいつのことになるでしょうか。

バーンスタインのミュージカル「ウエストサイト物語」は「ロミオとジュリエット」を現在のニューヨークを舞台に翻案した作品です。

歴史劇の中ではイギリスの作曲家ウォルトンが映画音楽として作曲したものが吹奏楽編曲されて一時期盛んに演奏されました。「ヘンリーV世」「リチャードIII世」「ヘンリーVIII世」などですが、他にウォルトンは喜劇である「お気に召すまま」や4大悲劇の一つ「ハムレット」のための映画音楽も作曲しています。とても格好いい、シリアスな曲調ですので是非聴いてみてください。ウォルトン作品についても僕も機会があれば取り上げていきたいと思っている作品です。

ウォルトン


これら歴史劇や喜劇の中の名セリフにもグッとくるものがたくさんあります。

『この世は全て舞台。男も女もみな役者にすぎぬ。退場があって、登場があって、1人が自分の出番にいろいろな役を演じる』(「お気に召すまま」)

『バカは自分が賢いと思うが、賢者は己が阿呆だとわかっている』(お気に召すまま」)

『馬鹿はすぐに射放す』(「ヘンリーV世」)

『口数の少ないのが最上の人』(「ヘンリーV世」)

『招かれないのに来た客は、帰るときにいちばん歓迎される』(「ヘンリーVIII世」)

『やましい心には疑惧がつきまとうものだ』(「ヘンリーVIII世」)

そして2024年の新日本フィルの新シーズンの定期演奏会のオープニングを飾るのが、ギリシャを舞台にした、人間たちと妖精の物語「夏の夜の夢」

この作品もシェイクスピアの代表的な作品です。音楽作品としては4月の定期演奏会で取り上げるメンデルスゾーンの劇付随音楽が有名です。特に「結婚行進曲」は結婚式の定番音楽として広く知られています。このメンデルスゾーンの作品は演奏会当日に楽しい語りと共に物語を楽しんでいただけたらと思いますので、ここでは省きますが、この戯曲を題材としたオペラも有名です。20世紀イギリスを代表する作曲家ブリテンのオペラ「夏の夜の夢」です。このオペラから物語を楽しむのは上級者向けかもしれません。メンデルスゾーンの音楽を楽しんでからこのオペラを見ると、面白いようにお話が理解でき、オペラとしてこの作品を楽しむことができるでしょう。

ブリテン

最後に「夏の夜の夢」からの名セリフをいくつかご紹介。「恋」を「クラシック音楽」に、「詩人」を「音楽家」に置き換えて読んでみてください。「どのようにクラシック音楽を楽しむか」のヒントが見えてくるかもしれません。信じるか、信じないかは・・・あなたの心次第です。

『真の愛の道は、決して平坦ではない』

『恋は目で見ず、心で見るんだわ。だからキューピッドは目隠しをして描かれるんだわ』

『恋するものは、狂ったもの同様、頭が煮えたぎり、冷静な理性には理解し難いありもしないものを想像する。狂人、恋人、詩人は、みな想像力の塊だ』

NJPの演奏会情報は・・・こちらでチェック!

(文・岡田友弘)

もっとシェイクスピアを知りたくなったら・・・おすすめの本

  • 河合祥一郎「あらすじで読むシェイクスピア全作品」(祥伝社新書)*電子書籍もあり

  • チャールズ・ラム、メアリー・ラム「シェイクスピア物語」(グーテンベルク21)*電子書籍もあり

  • フランソワ・ラロック「シェイクスピアの世界」(創元社「知の再発見 双書34)

執筆者プロフィール

岡田友弘

1974年秋田県由利本荘市出身。秋田県立本荘高等学校卒業後、中央大学文学部文学科ドイツ文学専攻入学。その後色々あって(留年とか・・・)桐朋学園大学において指揮を学び、渡欧。キジアーナ音楽院(イタリア)を研鑽の拠点とし、ヨーロッパ各地で研鑚を積む。これまでに、セントラル愛知交響楽団などをはじめ、各地の主要オーケストラと共演するほか、小学生からシルバー団体まで幅広く、全国各地のアマテュア・オーケストラや吹奏楽団の指導にも尽力。また、児童のための音楽イヴェントにも積極的に関わった。指揮者としてのレパートリーは古典から現代音楽まで多岐にわたり、ドイツ・オーストリア系の作曲家の管弦楽作品を主軸とし、ロシア音楽、北欧音楽の演奏にも定評がある。また近年では、イギリス音楽やフランス音楽、エストニア音楽などにもフォーカスを当て、研究を深めている。また、各ジャンルのソリストとの共演においても、その温かくユーモア溢れる人柄と音楽性によって多くの信頼を集めている。演奏会での軽妙なトークは特に中高年のファン層に人気があり、それを目的で演奏会に足を運ぶファンも多くいるとのこと。最近はクラシック音楽や指揮に関する執筆や、指揮法教室の主宰としての活動も開始した。英国レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ・ソサエティ会員。マルコム・アーノルドソサエティ会員。現在、吹奏楽・ブラスバンド・管打楽器の総合情報ウェブメディア ''Wind Band Press" にて、高校・大学で学生指揮をすることになってしまったビギナーズのための誌上レッス&講義コラム「スーパー学指揮への道」も連載中。また5月より新日フィル定期演奏会の直前に開催される「オンラインレクチャー」のナビゲーターも努めるなど活動の幅を広げている。それらの活動に加え、指揮法や音楽理論、楽典などのレッスンを初心者から上級者まで、生徒のレベルや希望に合わせておこない、全国各地から受講生が集まっている。


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