【若い頃はブラックな会社で揉まれた方が良い？】営業話016
2004年5月
転職してMという会社に入った。
この会社は、上場していて、ベンチャー企業というのもあってか
毎月10名入社して
毎月7,8人が辞める
という…。
これだけでもブラックな臭いがプンプンしていると思いますが(笑)
そんな会社で約２年働いた。
飲食店の販促支援ということで
お客様があまり入らない時間の「席」を
買い取り
うちが集客します
という、画期的なサービスを行っていた。
つまり、飲食店で言う
アイドルタイムの時間の席を
うちが安く買い取らせて頂くので、
集客をこちらでさせて頂きますという
ホテルや旅行で言う
早割りチケットみたいなものだった。
それを販売する営業や
その後、商品が変わって
飲食店の販促のコンサルを入れませんか？
というコンサルを売る営業をしていた。
当時はすごく勢いのあった会社だったので
H通信、Rクルート、不動産投資、先物取引、外資系保険会社出身
など、
営業で結果を出している方が
この会社のビジョンややっている事に共感し、
入社する方が多かった。
ただ、
昨日決まったことが今日変わり、
今日決まったことが、明日変わる
という会社だっただけに
商品の内容もコロコロ変わるし、
それでいて、営業として結果は求められるし、
会議は多いし、
細かいシステムや
報告系の業務も多く
朝は10時からと比較的遅いけど、
夜は24時で帰れれば良いほう(笑)
なんとか終電前の15分前に終われば
新橋の「虎」という居酒屋で１杯だけビールを飲んで、
ダッシュで新橋の駅に行く！なんてことも何十回もやっていた。
終電で帰れない人は営業の1割はいたし、
毎日会社に泊まったり、
会社が汐留だったので、
新橋のアスティルで泊まる方が多かった。
自分も当時は実家の妙典から行っていたので、
終電が間に合わず、京葉線の市川塩浜から徒歩30分かけて
帰ったことも何度もあり…
ギリギリまで仕事をするために？
大森に引っ越した^^;
でも・・・
そんだけ仕事をやっていたのだが
当時は、
めちゃくちゃ楽しかった
仕事は大変だけど
営業の仲間は意識が高い人がすごく多く
夜な夜な飲み歩いて、朝まで
営業談義をしたり、
ほとんどが転職組で、
それぞれの会社で結果を出している営業が多かったので
飲みながら、コンサルを受けている感じだった。
しかも当時の会社のメイン商品は
年間720万円のコンサルを売るもので、
利益率が低い飲食店に
それをどうやって売るのか？
みんなで飲みながら話し合ったり
アドバイスをしあったり、
その場でロープレをやっていたりもしていた。
今でもこのM社の同僚とはFacebookでも繋がっているし、
Facebookを見ていると、
友達の半分は独立しているし、
その半分もそれぞれの会社で活躍している。
私にとってこのM社の営業経験は
今の営業の礎になっている。
また、M社で営業話は、017号で書いていきたいが
まず、こうした
意識の高い営業の仲間がいる
って大きい。
刺激をもらえるし、自分も成長しよう！
という意識が付くから。
今でも、
汐留の交差点の今朝ビルを見るとM社の事を思い出すし
良く行っていた居酒屋やハナマサ、ビッグエコーを見ると
夜な夜ないろいろな事を話し合ったし、
すごい勉強させて頂いたなぁと思う。
当時は28歳だったので
朝まで飲んで、仕事をするっていうのも何とかできたけど
今はもう・・・ムリ^^;
●気付き
意識の高い仲間がいるだけで
ブラックな会社でも楽しくやっていける！
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