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逆境を乗り越える強靭な精神力

当時15歳で起きた

逆境を乗り越える強靭な精神力を身に着けるためにおきた出来事



私は運動神経がよくある程度のスポーツは身軽にこなしていた

頑張り屋さんの私が小学4年生(10歳)から続けていたバスケットボール


小学生の時はチームの中心、キャプテンとして

中学校でもメンバーは変わらなかったのでチームの中心キャプテンを任され

朝練から夕練、土日祝日関係なくバスケ漬けで

練習量もかなり過酷なものでした

この体験が私の自分自身を信じる気持ち

「あと1回多く練習すれば安定したシュートを決めることができる」

「あと1回、あと1回…」

そう信じキツイ練習も耐えて耐えて耐え抜き

常に自分自身とチームメイトを信じコートの上で戦っていた

気がつけば、同地区のチームの中でも目立つ存在であったし

チームも地区内で優勝できるくらいの実力をつけていた


有難いことに、当時よく練習に行っていた高校から

スポーツ推薦の話があり

その話に浮かれ臨んだ

中体連地区予選決勝で起きた悲劇

試合中パスをした後、移動した瞬間、いつもと変わらない瞬間だった


右ひざ捻挫…

そのあとはどの試合にも出れなかった


私の人生を変えた悲劇の始まり…

結果は

右膝前十字靭帯断裂


これを機にスポーツ推薦の話は立ち消え

病院では

「あなたは今の状態ではバスケットボールはできません」と宣告を受け

当時の私には目の前に起きていることが整理できなくて

何か私悪いことしたかな?

当時15歳の私にはこの運命を受け容れることはできなかった

目の前が真っ白になり

泣いて泣いて泣き喚いて泣いて…

神様はいないと感じた瞬間であった


何故私がコートに立てないのか悔しくて悔しくて

人が動いてスポーツしている姿がうらやましくて

何故私だけがこんな思いをしているんだろう

神様を恨んだ日々を過ごした


この後、スポーツ推薦を頂いた高校へ一般で入学し

復帰を目指して手術とリハビリを積み重ね

復帰でき喜んでいたのだが

復帰戦、1試合目で相手チームの選手が乗りかかり


左膝前十字靭帯損傷…


奈落の底とはこのことでしょう

運命の過酷さを受け容れる事が当時の私にはできなかった


結果右膝含め、合計6回の手術を繰り返すことになる


皮肉にも、この時味わった人生のどん底が

今の私の血となり肉となり骨となっていった

この経験があったからこそ

逆境を乗り越える強靭な精神力を身に着けることができた


今だから話せるが、

当時の私には到底理解できるものでなかったのは間違えない


苦しかった

悔しかった

悲しかった

辛かった

3年間過酷でしかなかった


強靭な精神力を身につけざるをえなかった





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