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90年代を懐かしまなくてもLuby Sparksの新曲を聴けばいい

・現在、40代初頭。

・世代的に90年代ロックを浴びるようにして育った。

・アメリカ方面は、ニルヴァーナ、パール・ジャム、スマッシング・パンプキンズ、ホール、そしてイギリス方面はオアシス、マニックス、レディオヘッド、他いろいろ。

・今でも懐かしむように時々聴く。

・懐古趣味が悪いとは思わない。

・名曲はいつまでも名曲だから。

・今では音楽の聴き方も変わった。

・田舎の高校生だった90年代は、なけなしのお金で買った3,000円ぐらいのCDを大事に聴いた。

・東京に出てきてからは、中古屋でそれまでよりはたくさんのCDを買えるようになった。

・レコードも集めだした。

・ある程度大人になると、仕事も忙しくて少し音楽から離れる。

・それでもまた戻ってくる。

・今はサブスクでいくらでも聴ける。

・それが悪いとは思わない。

・でも、昔のような強烈な思い入れが発生しにくい環境ではあるかもしれない。

・昔を懐かしむのも悪いとは思わない。

・でも、やはり、音楽でビックリしたい。

・なんだこの曲は。と鳥肌が立つ感覚は忘れがたい。

・昔の曲を聴いているだけではそれは生まれづらい。

・サブスクでたくさん聴けると、感動は分散してしまうのかもしれない。

・そう思いかけていたところに、稲妻は落ちる。

・先日、Spotifyが日本のバンド「Luby Sparks」の新作が出たことをレコメンドしてくれた。

・これが相当に良かった。

・その曲のMVが最近公開されていた。

・今日、このMVをずっと見ていた。

・理由はシンプルに、カッコよすぎるからだ。

・彼らもきっと、90年代のバンドが好きなんだろう。

・だからといって、曲を聴いてすぐに引き合いを探すのは良くないことだと個人的には思う。

・と、いいながら、「あ、後期スマパンっぽくていいな・・」と最初は思った。

・だから結局、入り方はどうでもいい。

・その後、カッコいいと思ってずっと聴いている。

・おそらく、今後数日聴きまくって、しばらくしたら聴きすぎて聴かなくなるだろう。

・そして、ある日フッと思い出してまた聴き始めるだろう。

・名曲の定番のコースだ。

・この曲『One Last Girl』にこんな歌詞がある。

あなたのタイプの女の子になろうとした
でも そう簡単にはいかなかった
結局いまでも古着のTシャツを着ている

・切なくていい歌詞だ。

・ただ、いつまでも古着のTシャツを着ている女性も魅力的だと思う。

・幸せな時代だ。

・90年代を懐かしまなくても、Luby Sparksの新曲を聴けばいい。

(end)

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