見出し画像

プーシキン美術館展(国立国際美術館)

酷暑の中、モネの「睡蓮」と「草上の昼食」目当てで
大阪中之島まで、プーシキン美術館展に行ってきました。

ジリジリ照りつける日差しを受けた後で、
ひんやりした美術館で眺める
「白い睡蓮」は格別。

睡蓮の池の水の音が聴こえてきそうです。(幻聴でしょうか。)
白い蓮の花の香りまで、こちらに漂ってきそう。(・・・蓮の香りって、どんな香りだったでしょうか。蓮茶の香りを思い浮かべましたが、もっと良い香りのはずやろう・・・。)

わたしが何かの間違いで億万長者になれたとしたら、
藤田嗣治の猫の絵と、
モネの睡蓮の絵を買おう!と決めてます。
(想像するだけでも、楽しい。)

展覧会の目玉のモネの「草上の昼食」がまた良かったです。
(混みすぎていなかったので、じっくり拝見できました。)

マネの草上の昼食」に影響を受けて、
モネは26歳でこの絵を描いたそう。

構図は確かに似ているけれど、
モネの絵は、清々しいくらいエロくない。
登場人物もほがらかな様子で、悪い顔つきの人がいません。
(マネの草上の昼食のエロさ・隠微さとは、全く違う。)
おそらく、モネ26歳は溌剌とした好男子だったんだろうな・・・と勝手に想像してしまいました。

プーシキン美術館展、最近の展示会のトレンドにのっとって、
グッズが充実しています。

「わたしのお財布を狙うのはやめて」と悩みつつ、
モネの「草上の昼食」の中の、「原寸そのままTシャツ」を買ってしまいました。ショップスタッフが着ている姿が素敵だったんですよね。このTシャツ生地もしっかりしていて、クオリティは高いのですが、お値段が4800円・・・・。可愛くないお値段ですが、犬好きとしては素通りできませんでした。
この犬は、スラッとした体つきから狩猟犬だと思うのですが、犬種は何だろう・・・?

この絵の手前にいる犬ですね。
10秒後くらいに、ピクニックのお料理をいたずらでガツガツ食べちゃったら、面白いのにな。

プーシキン美術展は、モネのほかにも、ポール・ゴーガンや
アンリ・ルソーも間近で見ることができて、充実していました。

10月14日まで開催中なので、興味のある方はぜひおすすめです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?