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玉蜀黍 週刊ニュー農マル vol. 48

ぐずぐずした天気が続いていたのが嘘のように朝からパッカーンと晴れた土曜日の昼下がり。今週も鎌倉野菜市場かん太村に集まったニュー農マルメンバー。その顔は晴れ渡る空とは対照的に曇り気味…。ぐんぐんと上昇する気温に不安を覚えます。

そんなジリジリ照りつける太陽の下、向かった畑で待っていたのは”夏といえばこれ!”なこちらの作物。

夏といえば!

いやはや、個性的な根っこですね。
いやいや、これじゃ何の作物かわからないでしょう。
仕切り直して”夏といえばこれ!”なこちらの作物。

青空に向かって伸びるこちらですね!

因みに個性的な根っこの正体は支柱根。地表面の茎から伸びて地中へ下りていきます。その名の通り幹を支える役割を果たす根になります。風などで転倒するのを防ぎ、大きく成長するためにガッチリと土を掴みます。

話が少しそれました。
本日の援農はとうもろこしの除草作業。
気温の上昇とともにぐんぐんと成長するのは野菜だけではありません。足元の雑草も元気に育つのがこの季節。特に雨が降った後にカラッと晴れるとあっという間に草で覆われてしまいます。

これは中々手強いぞ

雑草が生い茂ると株下の風通しが悪くなり病気になりやすくなってしまったり、虫がつきやすくなってしまったり、雑草そのものに栄養を取られて野菜の成長を妨げてしまったり。良いことがありません。野菜の成長に草取りは欠かせない管理作業となります。
株下の草取りとなると刈り払い機のような機械で一気に片付けられるものではなく、どうしても手作業になります。忙しい中でちょっと目を離した隙に伸びてしまって手がつかずといったことがあるそうです。ニュー農マルにお声がけいただきました。

作業開始!

中々手強い相手ですが、5人でやっつけていきましょう。
株間の広いところは鎌でざくざくと刈り取っていきますが、根の近くは要注意。上でお見せした写真のように茎から伸びる支柱根が雑草によく似ているのでてうっかり切ってしまわないように気をつけなくてはなりません。時に大胆に、時に丁寧に。草を刈ってはカゴに集め。満載のカゴを軽トラに運び…。軽トラの荷台にはあれよあれよと積まれていく雑草の山。

木陰でしばし休憩、吹き抜ける風が心地よいです。

5人で草を刈ることおよそ4時間。2条2畝、100mの除草作業が完了です。
照りつけていた太陽も西日に変わり、風が心地よい時間になっていました。もしかして今日だけじゃ終わらないのでは!?と不安がよぎりましたが、日が暮れる前に滑り込みセーフで作業完了。スッキリ綺麗になりました。これから美味しいトウモロコシが実ることを願います。

お疲れ様でした!

刈り取った雑草は軽トラの荷台にたっぷり2杯分。草堆肥にするべくニュー農園に運びます。ニュー農園では冬に集めた落ち葉で作った堆肥が去年の倍量。こちらの草堆肥も去年の倍量になりそうです。時間をかけて作った堆肥を畑に戻し、じっくり土づくりを進めていきます。

盛り盛り

ニュー農園だより

Potato to your mouth じゃがいもの収穫を終えてしばらくお休みモードのニュー農園ですが、片隅でひっそりと成育している野菜がこちら。これから秋にかけて蔓を伸ばして実をつけていきます。乞うご期待!

順調に大きくなってきました。

美味しいもの委員会

本日は今が旬のこちら!
4月に援農でお手伝いした農家さんから朝獲れ枝豆の差し入れをいただきました!
畑から帰宅して早速塩茹でで、パクリ。
獲れたての枝豆、たまりませんね。

朝獲れ枝豆にビール!
カゴに山盛りいただきました!ありがとうございます!!


ニュー農マルでは一緒に活動できるメンバーを募集中。
農業に興味のある方、食べるのが好きな方、土と触れ合いたい方、まずは援農体験にいらしてみませんか?

皆さんと、楽しみながら一緒に「農」と触れ合える時間を、ニュー農マル一同、お待ちしております!!活動の詳細を聞きたい、参加を検討したいという方はこちらからお問い合わせください。


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