2024年にAI がサイバーセキュリティ業界にもたらす影響
Watchguard社より2024年にAIがサイバーセキュリティ業界にもたらす影響の発表がありました。
出典:Watchguard
AIは、脅威からの保護を強化する役にも立ちますが、逆にサイバー攻撃を
洗練させるためにも利用されています。最近の調査によれば、29%の専門家が「生成 AI は今後数カ月でサイバーセキュリティ分野が直面する最大の
脅威のひとつになるだろう」と考えています。
<影響トップ3>
ヴィッシングの増加
ヴィッシングとは音声(Voice)とフィッシング(Phishing)を合わせた造語で通話を介して行われるタイプの攻撃です。
信憑性の高いディープフェイク音声や大規模言語モデル(LLM)によって
人間が介入することなく会話が持続するようになってきており、これは
2024年にヴィッシング攻撃の規模と量が急増することを示唆しています。
AI搭載ツールの台頭
今後1年間で、サイバー犯罪者による AI 搭載ツールの使用と購入が増加し、ダークウェブでも特に売れるツールになると予想されます。
サイバー犯罪者は今後数カ月間、攻撃を洗練させるためにAIを使用する
可能性が高いでしょう。
MSPによるAI活用
MSPはAIと機械学習による強力な自動化を備えた統合プラットフォームに
注目することでビジネスモデルを最適化するだろうと予想しています。
サービス提供にAIを導入することで、ビジネス能率を倍増させ、サイバー
セキュリティサービスに対する需要の高まりに対応することができます。
※MSPとはお客様が利用しているコンピューターやネットワークなど
システムの運用・保守・監視を提供する事業者のことです。
<AI時代に求められるセキュリティ対策>
△ OSやアプリを最新にアップデートする
△パスワードを破られにくい強固なものにする
△利用できるのであれば二要素認証を採用する
△不審なファイル等は決して開封しない
△セキュリティ機器の導入
これらの脅威を踏まえ、我々にとっては、AI がどのような利益とリスクを
もたらすのかについて知識と危険性を深めることが重要です。
また、あくまでもWatchguard社の予想でありこれ以外にもAIを駆使して
考えられる攻撃が色々とあると思われますので日頃から対策をしていきましょう。
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