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舞台芸術に携わってみての感想

初めて舞台監督的(あくまでも「的」)なお仕事を任せていただきました。演者の皆さま、本当にその道でずっと極めていらして素晴らしかったです。ご一緒させていただき、大変感謝しています。

私の研究テーマからのつながりでお声がけいただきました。もちろん学位論文の内容につながることも多く、机上の空論者にならずに済みそうです。いや、ならないようにしないといけないですね。

今回は完全なる「裏方」で、もちろん練習からリハも自分が舞台芸術が好きなのだというのは変わらなかったので、興味深く関わることができました。また、これを論文テーマにしてよかったと、あのショボい修論を書いてしまったという反省はありつつも、続けてきてよかったと思えました。

ただ、今回「舞台監督的」役割をしてみて、強く思ったのは、私は音楽の人間なんだ、ということです。もちろん、オペラの裏方は音楽のことをわからないとできないので、当たり前なのだけど、自分が弾きたい」という気分になりました。ヘタクソなくせに、思ってしまった。「アタシ、ヒキタイ!」と。

今はやっていませんが長い間、歌の伴奏をしていたので、やっぱり弾きたかった。でも今の私が弾けないこともわかっています。なので淋しかった、という感じかな…

うまく文章が結べないのですが、今回裏方をやって、「表に出たい」というより「音出したい」みたいな気分になった、という話でした。確かに論文を書いていても、朝にピアノ練習してから書くこともしばしば。大変?いや、それの方がメンタルにはいいのです。

もう、伴奏者をすることはないかもしれないし、もちろん演奏でどうにかなろうなんて微塵も思っていませんが、ピアノは弾き続けたいな、と感じさせられた経験でした。

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