お昼休みに、「ホワイトボードはどこにありますか」と聞かれた。何に使うのかと思ったが、状況見れば何かトラブルがあったようだ。ここで「ホワイトボードはどこにありますか。」と聞くと言う事は、何か解決するために使おうとしているのだろう。すぐに場所を伝えた。

5時間目の前だったので、解決までは至らなかったが、自分たちで解決しようとしているところがまずすばらしいと思った。以前、学級通信に書いたトラブルの解決の方法をよく聞いていて、そしてよく覚えていて、「これはホワイトボードを持って整理しながら解決した方が良い」と思ったのだろう。
正直、2年生でここまでのことができるということに感動した。喧嘩やトラブルを自分たちで解決しようとする姿勢が、本当に素晴らしいと思う。

この時期、来年度が見えてくる。来年度も、おそらく担任は変わるが、この子たちの良さを伸ばし続けてほしい。教師が口出ししすぎず、信じて任せて、支えてやってほしいと心から思った。

明日、続きの話があるはずだ。私も同席するつもりだが、できるだけ口を出さないようにしたい。なぜなら、自分たちで解決するということに、大きな意味があるからだ。今、一つ壁を乗り越えようとしているのである。壁を自分たちで乗り越えるために、支えたいと思う。

ちなみに、教室後方のホワイトボードは自由に使って良いことにしてある。会社活動で話し合いをする時など、喧嘩やトラブルでなくても、ホワイトボードを使って話を整理するのは有効だからだ。可視化するだけで大きく違う。