見出し画像

入学式で怪我をしないために

不安と桜だけが充満する4月限定イベント『入学式』。

小学校から大学まで、4回経験してきましたが、
振り返っても、良い思い出はあまり残っていません。

近頃咲いている桜が、私の高校時代の入学式を思い出させました。

入学式の苦難と立ち回りについて、ここに残します。

入学式当日にやること

親とツーショットが撮れるレアイベント

うっすら覚えているのは、桜の花びらが散る中で撮影した母親との写真です。

人生において、親と二人で写真を撮るのは入学式ぐらいではないでしょうか。

プライベートでツーショット撮る方っていらっしゃるんですかね…?

非常に稀な機会です。逃さず撮影しましょう。
現地に到着後、写真が撮影でき次第、帰宅しても私は良いと思います。

とりあえず、前後の人間とズブズブになる

入学式は、友人づくりに不安を抱えた人間だけが参加資格を持つイベント。

知らない人間にいきなり声をかけるのは不安かもしれませんが、
今後のためにとりあえず仲良くしておくことに越したことはありません。

可能なら自分から声をかけましょう。
そうすれば、「一番最初に声をかけてくれた友達」という最高の印象が残るため、
好きなときに好きなだけノートを見せてもらうことができます。

利用できるものはとことん利用しましょう。

LINEグループに負けるな

恐怖の「事前に出来上がったコミュニティ」

SNSが当たり前の時代において、入学前には大抵、「~年度◯高校新入生コミュニティ」が出来上がっています。

私がクラスに入ると、黒板の前で男女5名が楽しそうに会話をしていました。
会話を聞くと、事前に出来上がっていたコミュニティで知り合った仲だそう。
盛り上がっているグループに声をかけられないタイプの人種である私は、
一日目に深い絶望を感じたことを覚えています。

入学一日目、誰にも声をかけられず、ただスマホだけを眺めていました。
数秒前に更新したばかりのTwitterをなんどもスワイプすることだけに神経を注ぎ、
インターネットの友人に助けを求めていました。

結局、誰とも喋ることができず、家に帰宅後マリオカートWiiで泣きながらサーキットを爆走していたのを今でも思い出します。

関係性はいくらでもひっくり返せる

週5で朝から夕方まで同じ部屋に詰め込まれる。それが教室です。
そんな状況であれば、強制的に喋る機会が生まれます。

入学前に存在したコミュニティなど、半年もせずに風化します。

コミュニティ自体は、結局のところ、入学の不安を解消するために事前に手を繋ぎたかったのかなぁと。

その不安と逃げ道を使わずに堂々と正門をくぐった人間に敵はいません。
初日の話し相手もいません。

事前に知り合うときの「アイコン」に注意

入学前に盛りすぎると対面は不利

マッチングアプリでよく聞く、「あってみたら写真と違う」。

話は逸れますが、マッチングアプリにおいては、多少盛れているアイコンでも問題ないと思います。
あくまで会うことが重要であるため、外見に興味をもってもらうのは重要なことなためです。

しかし、学生生活における盛りアイコンは注意が必要です。
学校は嫌でも顔を突き合わせることになるので、
詐欺が確実にバレるかつ、詐欺師と3年間は同じ空間で過ごすことになります。

クラスメイトの顔が写真と違ったとき、指摘ができるはずがありません。
検挙という手段がない以上、こちらが泣き寝入りです。

第一印象が「なりすまし」

入学前、「めちゃくちゃかわいい子がいる」と話題になっている生徒がいました。
その生徒は化粧と自撮りが特に上手であったことがわかり、入学後別の意味で話題になりました。

「別人かと思った」
「詐欺だ」
「なりすましではないか」

人間の第一印象は半年間続きます。
学校生活の大部分をなりすまし扱いで過ごすのはもったいないです。

あまりにも現実と乖離した顔面をアイコンにするのはリスクです。

どうしても盛れた写真で過ごしたい方は、
アイコンを印刷のうえ持参し、常に顔に貼っておくしか道はありません。

余談

入学式の印象は、最終的に誰も覚えていないので、気軽に生きましょう。

皆様の幸せな学生生活と、私のような初日の苦しさを味合わない人生を願っています。

おわり

X:https://twitter.com/MajinNewType

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?