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#133 自分の行動•発言には根拠が必要な話

こんにちは。神戸の結婚式場でマーケティング部に所属しているこーへいです。

今回は「自分の行動•発言には根拠が必要な話」について書きます。当たり前の話ではありますが、その根拠をどうやって見つけるか、ということをnoteに書きます。

それでは深掘りしていきましょう!
(約2,500文字 / 5分で読めます)


・30代後半で「何となく」は通じない

20代であれば経験も知識量もそこまで多くないため、提案について質問しても「何となく•••)もしくは根拠が甘くても最初なので大目にみてもらえます。むしろ根拠より発想や着眼点を褒められることもあるため、自分がわかる範囲まで調べることができたら上司に相談してみましょう。

さて30代になると、これまでの仕事で得たどれだけ経験と知識量がモノを言う時代なので、根拠があるのは当たり前。むしろ「何となく•••」で進めてしまうと二度とチャンスは訪れない、もしくは「あの人は何も考えていない」と信用してもらえなくなり、今後仕事を任せてもらえなくなります。

私も実際の仕事で

・新事業について
・新ルールや資料のフォーマット作成

に関わることが増えてきたので、ここを「何となく•••」で提案してしまうと、提案が通らないどころかそのフォローに時間や労力が必要となり、たくさんの部署やメンバーに迷惑をかけてしまうことになりかねません。

そういう意味ではここ数年間、任された仕事はもちろん誰もやりたがらない仕事を数多くこなしたことで、経験と知識をストックできたことはとても大きかったな、と今は思います。

ではその根拠を探すにはどうしたらいいのか?ということを2つにわけて話していきます。

・情報の裏付け

まずは自分の行動•発言には数字という情報は必要不可欠です。この数字は内容によって変わりますが、主に使うのは所属部署の成績•目標数字•マーケット動向などが多いかと思います。ただこの数字だけでは表面的なことしかわからないため、いかにこの数字から自分の数字細部まで見つけることが重要です。この見つけ方は非常にシンプルで、普段からどれだけ数字を意識しているか、たったこれだけです。

それだけのこと?と思うかもしれませんが、意外とできていないことが多いんですよね。例えば集客数字についてまとめていく際、目標数字までの達成率や各流入サイトからの集客数内訳、昨年・昨月対比と結果ぐらいでしょうか。しかしここから

・目標に対して週毎の進捗度合いはどうだろう?
・昨年と会場数と主な変化点はないだろうか?
・特別に行ったアクションはないだろうか?

と情報を細分化することで傾向を見極めることができ、自分の言葉や行動に説得力が増します。さらにこの視点は考えれば考えるほど色んな可能性は際限なく思いつきます。(自分の想像の限界はありますが)

その都度自分で調べていくことで覚える情報量は増えるので、誰に何を聞かれてもある程度答えることができるようになります。そうなると周りからも「あいつは状況を理解している」と一目置かれる存在になります。そうなれば自分の行動や発言には根拠が伴うため注目してくれるようになり、提案が通りやすくなります。

もちろん私も最初からあらゆる仮説をを考えれた訳ではなく、「この数字はどうだろう?」と調べてはまとめて、また思いついたら調べてはまとめる数をひたすら繰り返してきました。もちろん発表の場に出すことのない資料もたくさんありますが、その結果新しい視点や数字を見つけることができたので、私にとっては意味のある時間でした。ぜひ皆さんも思いついたことは調べてみましょう。

・周りの期待値を探る

次に大切なのは周りのメンバーがその提案を望んでいるか、つまりニーズがあるかを把握しておくことです。あるとき自分が考えたアイデアやルールは誰でも「いいことをおもいついた!」となりがち、というかそれが当たり前です。そしてそのままつっぱしってしまうと「何を言っているんだろう?」「そんなアイデアいらないのにな」と散々な結果になります。そうならないようにきちんと周りの人に話を聞きながらニーズを把握していきましょう。把握する方法は色々ありますが私はこの2パターンで調べています。

・上司に相談するパターン

1つ目は上司に相談する、もしくはその部門のトップに話をするパターンです。こちらである程度主導権を握りたい場合はトップダウンで落とした方が早いため、こちらをよく使います。ただ部門のトップだけではなく、その内容を実行する中心人物にも同様のレベルで話すことも忘れないこと。トップは管理する側なので伝える必要がありますが、実際に実践するのは現場の皆さんです。その中の中心人物まで経緯や背景まで伝えておくと、あとの皆さんにも浸透しやすいため、スムーズに進めることができるからです。

・自分のワクワクを原点にしてもいい

ちなみに「やりたいから」「ワクワクするから」という理由で始めるのはOKです。それって「何となく・・・」と何が違うの?と思う方もいるかもしれませんが、その気持ちを深掘りしていくと、上司言われたからや進めなければいけないという受動的な動機が原点になりがちです。そうなると他の仕事に追われているときに「なぜやらないといけないのだろう•••」と効率が落ちてしまい、長続きしません。

しかし自分からやってみたい、つまりワクワクが原点で進めると、多少のトラブルが起きたとしても「自分が求める結果がある」というゴールが明確なので、どんな状況でも最後まで駆け抜けることができるからです。

もちろんやるからにはこれまでまとめた根拠が必要にはなりますが、きっと積極的に行動に移せるはず。なので自分のワクワクすることがあればぜひ一度そのワクワク感を言語化してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます!
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それでは!

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私についてはこちらのnoteをご覧ください。

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