便利になって豊かになったのか?
世の中にいろんなサービスや商品が生まれ、便利になったと感じることが多いが、豊かなになったか、と聞かれると疑問に思うことが多い。
生活が苦しいと思う人はまだまだ多いだろうし、便利になったツールのおかげで、逆にそれを覚えるために苦戦していたり、本末転倒になっていることも少なく無い。
昨日のnoteに書いた通りですが、
いろんなものに踊らされているのである。
PayPayで20%バックとかそういうのがあればそれを使おうとする。わざわざ使える店舗まで運ぶ。還元されるのはコンビニで買った800円の20%、160円のために。
もちろん、その160円を笑えば160円に泣くわけだが、その160円のために、何かを犠牲になっていることは感じた方が良い。
不可逆、取り戻すことの出来ない、時間。
もっと言ってしまえば、自分の生きている時間。
本当にそれで良いのか、ということを考えた方が良い。
承認欲求を促す仕掛けとそのための消費行動
これもまったくもっておかしな話だが、インスタ映えのために特別な旅行を申し込んだり、商品を買ったり、レストランに行ったりする。
承認欲求をそれで満たされるので、その対価としては十分かと思うが、承認欲求を消費で満たしていて、本当に豊かになるのかは、考えてみて欲しい。
失っているのは自分の生きている時間だ。自分の生きている時間の使い方がそれでよければそれで良いが、そうでない人が陥ってしまっているのは悲しい話である。
死ぬときに本当にそれで良かったのか、と後悔しかないだろう。
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