勝手に諦めるの、やめよう。欲しいもの、したいことはとりあえず言ってみる。
今行っているネイルサロンにしっくりきておらず、ここ最近ずっと「この人だ!」と思えるネイリストさんを探していた。
ネットやインスタを使いまくり、ようやく今日、自宅近くで「この人にお願いしたい」と思えるネイリストさんを見つけた。
けれどそこには「5月から新規のお客さまの予約は一旦中止させていただきます」と書いてった。
やっと見つけたと思ったけれど、募集していないんじゃしょうがない。
諦めて他を探そう。
とはまったく思わなかった。
それほど興味がなければすっぱり諦めるけれど、「この人にお願いしたい」と一度思ってしまったら、もうお願いするしかない。
さっそくメールで「予約したいです」の旨を伝えると、なんとOKの返事がきた。
どうやらもうすぐお子さんが生まれるらしく、まだ働けるのだけど、体調の面でお客さんに迷惑がかかってはいけないと思い、新規の予約をストップしていたそう。
何事も、言ってみなきゃわからないものだあと思う。
もちろん、言ってみてダメなケースもたくさんある。
名刺のデザインを有名なクリエーターさんにお願いしたらダメだったし(むしろ返事すら返ってこなかった)、以前に解放食堂という東北復興支援のイベントを主催したときも、著名人への出演依頼を何人にも断られた。
でも別にそれでいいのだ。こっちも「ダメ元」「OKだったらラッキー」くらいに思っているし、それに不思議なことに、「お願いします」と言えただけて「お願いしたい気持ち」はどこかへ行き、聞けた自分を誇らしく思ったりもする。
そんな感じで、今回はとてもラッキーだったのだけど、でも言わなければ絶対に予約は取れなかった。
「ダメそうだなあ」「断られるんだろうなあ」と思って、頼むのを辞めるのはすごくもったいない。
せっかく「やりたい」「欲しい」と思ったんだから。心が動いたんだから。
少なくとも「できません」「無理です」と言われるまでは、お願いしてみたって、欲しいと言ったっていいじゃないか。
勝手に諦めるの、やめよう。
欲しいもの、したいことがあったら、とりあえず言ってみよう。
きっと言ってもダメだろう。
でももしかしたらできるかもしれないから。
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わたし高木友夏里が講師をつとめるオンライン英会話スクールLILISH。
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高木友夏里
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