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【貧困化するアメリカ人】さようなら中流!大半が年収4万ドル以下/些細なことでキレる人が増殖中

今回の動画はこちらです

最近、なぜか多くのアメリカ人がイライラしています。経済的なストレスを感じているのでしょうか?この数字を見てください。

米国社会保障庁は、2022年の全国賃金統計を発表したばかりですが、昨年、アメリカ人の賃金の中央値が、わずか
40,847.18ドルであったことを、私たちは深く憂慮しなければなりません。
これは月々約3,400ドルに相当し、税引き前の金額です。

言うまでもなくなく、物価高が続く現在のアメリカでは、税引き前の月収3,400ドルでは、中流階級の生活は送れません、つまり、ほとんどの世帯では、1人以上が働かなければならず、多くの場合、複数の仕事を掛け持ちしているのです。

現在も続くインフレ危機の間、生活費は、給料の上昇をはるかに上回るスピードで上昇しており、これがアメリカ人の家庭を、かつてないレベルで圧迫しているのです。

住宅賃貸料の全国中央値は、月1,978ドルで、平均的な労働者は、住宅の賃貸料を支払うと、他のことに使えるお金はあまり残りません。

一方、実際に家を購入することは、1984年以来、最も手が届きにくくなっています。

住宅の購入と支払いにかかる費用は、過去40年間のどの時点よりも高くなっているからです。

インターコンチネンタル取引所(ICE)の調査によると、旺盛な需要と、限られた新築住宅の供給のおかげで、住宅ローン金利が過去1年で2倍以上に上昇したとはいえ、中央値で販売されている住宅の支払いを賄うには、
中央値世帯の月収の41%近くが必要になります。

住宅ローンの支払いが、これほど高額になったのは、1984年が最後です。

もちろん、おかしくなっているのは住宅費だけではありません。

ここ数年、あらゆるものが高騰し、経済的食物連鎖の底辺にいる人々が最も大きな打撃を受けています。

インフレ危機が始まる直前の2021年1月と比較すると、物価は17.62%も上昇しています。

インフレは、アメリカのほとんどの世帯に深刻な経済的圧迫をもたらし、食料品や家賃などの生活必需品により多くの支払いを余儀なくさせています。

その負担は、低所得者層に偏っており、ただでさえ少ない給料が、物価変動によって大きな影響を受けています。

もし今、あなたやあなたの家族が辛い状況にあるのなら、あなただけではないことを理解してください。

国民のほとんどが、まったく同じ状況に置かれているのです。

中流階級のライフスタイルを維持しようと、何百万、何千万というアメリカ人が
かつてないほどの借金を背負い、その結果、私たちは今、空前の「消費者負債バブル」に直面しているのです。

インフレは、主要な買い物の支出にも影響を及ぼしています。

ニューヨーク連銀のデータによると、住宅ローン以外のローンの残高は2003年以来2倍以上にも増え、総額約4兆8000億ドルに達しているといいます。

自動車価格の高騰に起因する負債もあるが、「クレジットカード」の負債残高が最も急速に増加しており、2021年秋からなんと34%も増加しているということです。

残念なことに、金融機関の資金繰りがかなり厳しくなり始めているため、消費者の借金パーティーは終わりに近づいており、今後は借りづらくなるでしょう。

以前は、国民の大半が中流階級であったアメリカ人が、日を追うごとに貧困に陥っており、そのために西は太平洋の沿岸から東は大西洋の沿岸まで、フードバンクの需要が急増しています。

全米の家族が、ホリデーシーズンに向けて準備を進めるなか、飢餓撲滅に尽力する全米のフードバンクの中には、インフレ率の上昇で需要が増加しているところもあるそうです。

キャロラインさんは、両親が家計を支えるために働いている間、16人の孫の世話を手伝っており、フードバンクに依存している何千人もの人々の一人です。

彼女は自分が住んでいるサンアントニオにフードバンクがなかったなら、彼女の家族や地域の他の人々は食べることができなくなると語っています。

「多くの人がお腹を空かせてしまうでしょう。子供たちは夜、お腹を空かせるでしょう。人々は感謝祭やクリスマスを祝うことができないでしょう」。

ホームレスのアメリカ人の数も急増しています。

実際、米国では今年2023年にアメリカのホームレスが過去最速のペースで増加しているということです。

今、アメリカではの中産階級は、目の前で崩壊しつつあります。

そしてこれが、最近多くのアメリカ人が短気になっている理由のひとつなのです。

ほんの些細なことでさえ、狂気の沙汰と化す人がいます。
たとえば、チキンのセットを注文したのに、中にビスケットが入っていなかったからという些細な理由で、SUV車でファミレスに突っ込んだ女性がいました。

大都市部では、白昼堂々と万引きが横行し、ひったくりや強盗事件が多発しています。

世の中にはこうしたクレイジーな人間がたくさんいて、次に誰がおかしくなるかわかったものではありません。

今がこれほどひどい状況なら、経済が本当に完全崩壊し、社会が完全なカオスに陥ったらどうなるのでしょうか?

「経済状況は2023年に大幅に悪化し、2024年はさらに悪化する」と、この記事の著者は確信しているということです。

我が家もケチくさい年越しとなりそうです。
今日もここまでありがとうございました。

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