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結核を患った不法移民の子供たちが、未治療のまま全米各都市へ。2450人以上の感染が報告、12万6000人以上が行方知れず…

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報道ソース

移民大国であるアメリカは、結核などの伝染病が国内に持ち込まれることに対して、昔から非常にナーバスでした。
成田空港でよく見かけた光景の中に、アメリカ行きの飛行機の搭乗ゲートで、大きなレントゲン写真を持った、東南アジアからの団体さんの姿などを見た者です。

日本人のフルブライト留学生たちも、ハワイで胸のレントゲンを提出して、結核に罹っていないことを証明してから、国内への入国が許可されたと聞きました。

今日起きている問題は、南の国境地帯に押し寄せる不法移民を、民主党政権が「人権」を重視するという口実で、大量に受け入れてきたことです。
そのため、数千人もの子供達が結核を患ったま、米国政府の保護下から解放
されて、どこへ行ってしまったのか、行方がわからなくなっていると、ゼロヘッジ等の保守系メディアが報じています。

アメリカ保健社会福祉省(HHS)当局が公表した、新たな報告書によると、
不法移民は全員18歳未満で、“潜在性結核“に感染しているにもかかわらず、米国内に解放されたということです。
保健社会福祉省では、彼らがいつ解放されたか日付を明らかにしていませんでしたが、保健福祉省の元職員によると、2022年6月1日から、2023年5月31日まで
の間に、疾病対策予防センター(CDC)が運営するオンラインシステムを通じて、国境付近の州当局に「結核を患った未成年者の移民が向かった可能性があると通知したと、元職員のミランダ・メース氏が裁判所で証言しました。

現時点では、HHSもCDCも、コメントを拒否しているそうです。

保守系メディアの報道によると、未成年の不法移民らは、アメリカ国土安全保障省から、保険社会福祉省に移送されて管理されていたといいます。

元職員のミランダ・メース氏によれば、各未成年者は、保健福祉省に保護されると2日以内に健康診断を受けなければならず、結核やチフス、ポリオなどの
伝染病の有無を検査されることになっているそうです。

保健福祉省当局によれば、潜在性結核感染者、つまり症状のない結核菌の感染者は、活動性結核疾患への進行を防ぐために、少なくとも3ヶ月から9ヶ月の治療が
必要であるとしています。
また、CDCによれば、もし治療を受けなければ、感染者の5〜10パーセントが活動性結核(結核性疾患)を発症する可能性があるとのこと。

こうした結核患者は、他人に感染させる可能性があり、治療しなければ亡くなるケースもあります。
元職員のミランダ・メイスさんによれば、結核菌が活動的になれば、それは「個人と公衆の健康に対する脅威」となると警告を発しているのです。

不法移民の未成年者たちは、通常、福祉保健当局に収容されている間に、検査で結核に罹患していることが分かっても、十分な治療を終える前に、1ヶ月程度で
解放(リリース)されているのが現状ダスです。
もし治療が開始されていたとしても、治療が完了する前に、中途半端な状態で
解放された場合、彼らが「薬剤耐性結核」を発症するなどの問題が生じる可能性があると彼女は指摘しています。

結核は、今日では不治の病ではなくなりましたが、「薬剤耐性結核」は非常に
厄介で、治療が困難な場合もあり、命を落とすケースもあるそうです。

米保健福祉省が、各州の保健当局に問い合わせたところ、2023年5月31日までの
1年間で、44もの州の保健当局者から。「結核を患っている不法移民の未成年者
が2450名以上が報告されたということです。

さらに怖いのは、同じ期間に12万6069人の未成年者が、すでに全米に向けて解放されてしまっていて、現在どこにいるのか行方がわからないことです。

ニューヨーク州保健局の広報担当者は、「地元の保健当局と連携し、報告された
活動性結核患者のケアと、適切なフォローアップを調整中だ」と語っています。

また、州によっては、不法移民らが結核を患っていると判明した途端、彼らが別の場所へ移動してしまい、その後の足取りが分からないケースも少なくないということです。

こうしたケースが、バージニア州や、インディアナ州の公衆衛生当局から報告が上がっていて、今後、米国で結核患者が増える可能性があると懸念されている
のです。

このように結核を患ったまま国境を越えて来た、不法移民の未成年者らが、未治療のまま放置され、自由に移動している問題について、保守系の言論人や政治家
らが、バイデン大統領に責任があると強く非難しています。

「バイデン大統領の破たんした国境政策は、何百万人もの不法入国者を受け入れ続けており、その中には結核のような感染症にかかった数千人も含まれている」と、アリゾナ州選出のポール・ゴーサー下院議員が強く非難しました。
さらに「バイデン政権は、アメリカ人を守るどころか、文字通り、伝染病蔓延のリスクを私たちの目の前で推し進めているのです」と厳しく指摘しています。

アメリカ移民改革連盟のスポークスマンである、アイラ・メールマン氏は、結核やその他の伝染病を患った子供たちの解放について、「公衆衛生や治安、国家安全保障を含む他のすべての“考慮事項“よりも、移民の子供たちを迅速も解放して自由を与えることを、民主党は優先させている」と批判しています。

アメリカ保健福祉省は、同伴者のいない未成年者や、親族などの責任ある大人(保護者)を伴わずに、国境に到着した子どもたちを保護する施設があります。

しかし何年も前から、不法移民らが伝染病を持って国境を越えてきており、彼らが未治療のまま野放しにされることが懸念されて来ました。

テキサス州エルパソの国境警備隊のチーフである、アーロン・ハル氏は、
「国境を超えてくる移民の多くは、水ぼうそうや疥癬、結核、シラミといった伝染性の疾患を持っている」ケースが多いと語っています。

米連邦法によると、不法移民たちは、破傷風やポリオ、はしかなどを含む、従来予防が可能な病気の予防接種を受けた“証明書“を提示しない限り、米国に入国することは出来ません。
しかし、その疾患リストに「結核」は含まれていないのです。

米国税関・国境警備局長官だったケビン・マカリーナン氏は、移民たちの多くが、結核の予防接種を受けていないと議会で証言しました。

また、ケビン国境警備局元長官は、「私たちが遭遇してきた移民の多くは、医者にかかったことも、予防接種を受けたことも、衛生的な環境で暮らしたこともないかもしれない」と話し、
「彼らは、列車やバスで移動し、伝染病の蔓延を早める可能性を危惧していると語っています。

以前、南部の国境を越えて来た不法移民を乗せたバスを、ナンシーペロシ元下院議長の自宅の前で降ろしたことが話題になりました。

ここニューヨーク市でも、マンハッタンのポートオーソリティという、大きなバスターミナルがあるのですが、そこに何台もの長距離バスが到着し、移民たちが
バスを降りてくる光景を良く目にします。本来は、NY市や用意したバスに乗り換えて、市が設置したシェルターへ向かうことになるのですが、そのバスに乗らずにどこかへ逃げてしまい、行方不明になる移民もかなり多いと報道されています。

先日、NYサバイバルの家の前に、ぐったりとしたホームレスの男性が、まるで
ゾンビのように、に1人で道に座り込んで寝ていました。
お水でもあげようか、5ドルほど渡して、具合が悪いのか聞こうと近寄ったところ
近所の人から「今911に電話をしたから触らないほうがいい、おそらくフェンタニルのような違法薬物で廃人になっているから」と注意されました。

アメリカに長く住んでいるとはいえ、やはり日本人頭がお花畑。中途半端に親切をしてしまいそうになります。こんな「平和ボケした自分の軽率さ」を、恥ずかしく思いました。
ちっぽけな親切で、5ドルほどあげた程度では。解決できないほど、ホームレス問題や、不法移民問題は、解決の難しい厳しい問題なのだと。。

911に通報して、救急車を呼び、病院へ搬送されて適切な医療と食事が提供され、ベッドで眠ることができた方が、彼らの身体にとっては幸せなのかも知れません。しかし、病院に搬送されたり、シェルターに入居すると、自由な行動が制限されてしまうため、それを嫌うホームレスの人も多く見られます。
今回遭遇した男性も、大声で抵抗しながら救急車に乗せられ搬送されました。
このような社会問題は、何十年も前からアメリカにありますが、今日は、アメリカ人のホームレスだけではなく、国境を越えてやってきた不法移民らが、結核などの病気に罹患したまま、ホームレスとなり、公衆衛生上の社会問題となって
いるのです。

これから十数年後、地球レベルの気候大変動の時代が来ると、一部の科学者たちが警鐘を鳴らしています。温暖化などと言ったレベルではなく、地球の地軸が
傾くポールシフトや、太陽活動の変化が、地球環境に大きな変化をもたらし、
一部の地域では、インハビタブル・ゾーン(人間が住めない環境)となり、
多くの難民が発生するかも知れないと言われています。

彼ら難民は、自国を捨てて、国境を越える難民となり、そのことが今後、世界的な課題になると、あの怪しい「ビルダーバーグ会議」で議題になったほどです。

私たちも日本人にとっても、移民問題は、決して無関係ではないと思います。
今回は、国境を越えて米国に来た不法移民の子供たちが、結核などの伝染病に
罹患しており、保健当局もそのことを知っていながら、完全に治療せず米国の
各都市に送り出されている、という記事をご紹介させていただきました。
近い将来、決して他人事ではなくなるかも知れないからです。

それにしてもアメリカの現政権、移民の子供たちが、結核を患っていると分かっていたのなら、せめてしっかり治療してから送り出せばいいのに、と思いますが、実はこの国には、もう本当に国家予算がないんだなと、厳しい現実を突きつけられた次第です。それとも“意図的に“、彼らを未治療のまま放り出したのでしょうか。だとしたら、自国民の命にも関わる許されない所業のように思えてなりません。

今日もここまで読んで下さり、ありがとうございました。
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