のほし

東京。自己満ですがたまに更新します。備忘録。

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最近の記事

THE 1975@ぴあアリーナ

ぴあアリーナでTHE 1975のライブを観た。素晴らしいライブだった。2019年にサマソニで観た時もその年のベストと言えるくらいの素晴らしいライブだったが、その時とはまた違う感動があった。サマソニは夏の炎天下で、マシューが酒を飲み続けヘロヘロになりながら、自分の痛みや弱さを曝け出し、ギリギリの状態だからこそ爆発するエモーションを放出し続けた様に圧倒された、そんなライブだった。昨年のサマソニは残念ながら行けなかったので、今日までにどんな変遷があったのかは分からないが、今回は彼ら

    • みんな働きすぎ

      最近あまり飲みに出かけなくなったのは、コロナが何度目か分からない感染拡大をしているからというのも勿論あるけれど、他にもっと理由がある。 私や私の周りだけなのか、社会人4年目の宿命なのか分からないけれど、とにかく仕事が忙しすぎるのだ。いや、もっと偉くなれば、もっと忙しくなるのだろうけど、身の丈に合わない量と重さの仕事を抱え始めるのがこの世代なのかもしれない。いや待てよ、これが一生続くという説もあって、それはそれで絶望である。仕事は終わらないし、疲れるし、仕事をこなすことで生活

      • 本当のことなんてどこにも

        仕事が変わって、言葉を扱う仕事になった。言葉を扱わない仕事なんてないと言われればその通りだし、これまでの仕事においても言葉と向き合ってきたつもりだったけど、向き合い方は大きく変わった。分かりやすく伝えるためにはどう表現するのがいいだろうか、相手の立場に立って考えてみた時にこの流れでうまく伝わるだろうかーーそういうことを考えるのがこれまでの仕事だったし、いわゆるビジネスってそういうことが多いんじゃないだろうか。でも今の仕事は違う。言葉そのものを売りものにする、そういう仕事だ。「

        • 空白の夏

          いつものことだけれど、思い付くままに何か書いてみようと思う。 私の仕事はコロナで大きな打撃を受けて、中心となって取り組んでいた事業はふっ飛んでしまった。悲観的にならざるを得ない状況だが、悲観的を通り越して、今はあらゆることに対する実感がない。本当に2020年はあったのかな。コロナ以降に起きたあらゆることが幻のような気さえしてくる。この先改善する見通しがないし、みんなもうその場しのぎでやっていく体力が残っていない。怖いのはコロナより人間だと話をしていた。情報は錯綜し、人々は何

        THE 1975@ぴあアリーナ

          願い続けてきたこと

          弱い人間だ。自粛生活の息苦しさが積もり積もって、気が滅入ってしまっていた。家族のように思っている人と家族ではないから会えないこと。在宅では仕事が思うようにできないこと。嘆かわしい出来事が目に見えているのに、自分はあまりも無力であること。 テラスハウスは私も大好きな番組だった。そのニュースはあまりにも衝撃的で、あまりにも悲しかった。頭から離れなくて、眠れなくなってしまった。昔書いたnoteとかを見返していた。言葉は人を陥れるためじゃなくて、「分かり合う」「許し合う」ために使う

          願い続けてきたこと

          パラサイト

          『パラサイト 半地下の家族』というタイトルの響きと、ポスターが醸し出す不穏なイメージから、暗くて残酷なだけの映画かと思っていた。この頃は社会に希望を持てないからか、そういった類いの映画やドラマを毛嫌いしていて、あまりこの映画を観に行く気にはならなかった。「悲しいのは、現実で十分」とよく話している。しかし、この映画を観た友人に感想を聞いてみると、みな口を揃えて絶賛するし、暗いだけじゃなくてストーリーが面白い、とのことだったので仕事終わりに観に行ってみることにした。 確かにユー

          パラサイト

          あの頃、君はいつも不機嫌だった。 なりたい自分が遠くてもがいていたのか、 孤独に怯えていたのか 分からないけれど、とにかく悲しかった。 何もかもがうまくいかなかったんだ。 一番の敵は自分自身だったのかもしれない。 いつかを信じていたから歩いていたよ。 君が笑うのを待っていた。

          ひとつのバンドが終わるということ。‐plenty解散によせて‐

          plentyというひとつのバンドが解散した。 2017年4月13日、発表されたそのニュースはあまりにも突然で、私は一気に悲しみの底に突き落とされた。 大学帰り、友人と寄った新宿のサンマルクカフェ。 「plenty、解散」 見えたスマホの通知をそっと閉じた。 何も変わらない日常のなかで、溢れそうになる涙をこらえようと必死だった。 そのとき、plentyとの別れまでに残された時間は約5カ月。 行き場のない気持ちを抱えながらも、私はその事実を受け入れるしかなかった。 解散がどんな

          ひとつのバンドが終わるということ。‐plenty解散によせて‐

          life goes on

          言葉にしたくなる、記録したくなるのは何でだろうね?簡単に忘れていくこと知ってて、それが怖いんだ。 決断するときはいつも孤独だと思う。自分の人生に責任を持てるのは自分しかいなくて、良かったことも悪かったことも結局は全部自分に返ってくる。 でも、心を動かしてくれるのはいつも自分以外の誰かで、それが生きる原動力になってる。伝えようとしてくれる誰か、前に進もうとしてる誰かを私は見てる。しょうもない私や、もがいてる私のことも、きっと誰かが、見てる。 あの時の気持ちとか、たまに思い

          life goes on

          ありきたりだけれど

          何もかも当たり前に続くと思ったら大間違いだということを、改めて実感している。 信頼していた人が自分のもとから離れることになってしまったし、親戚のおじさんには重い病気が見つかってしまった。 自分にはどうしようもできないことが悲しくて、やるせない。 大事な人が増えれば増えるほど別れも増えて、辛い。 私は家族のなかで一番の末っ子で、大好きな大人たちがたくさんいるのだけれど、この世に最後に残るのはもしかしたら私かもしれないと思うと、とてつもない胸のざわめきに襲われる。 確かに辛い

          ありきたりだけれど

          ことば

          私は文章を書くのが好きだ。本音を言うなら、文章だけじゃなくて作詞作曲とかデザインとかしたい。強い憧れがある。才能があればなあ、とか言い訳をしているけれど、ただ努力をしていないだけと言われればそれまでだ。 子どもの頃から、自分で何かを生み出すということは特別だった。図工の時間に作った作品を誉められると、自分を認めてもらったような気がしてとても嬉しかったんだ。小学生の時、夏休みの課題で作った貯金箱が2年連続で市の賞に選ばれた。景品でもらった時計と水筒は、今思えばたいしたことない

          世界の色は何色

          友達と連絡がとれなくなって約2週間が経った。 いつも外では笑顔で、でもたまに塞ぎ込みがちになることがある人だったけど、失踪の兆候は誰にも分からなかった。想像力を働かせてあれこれ考えても意味がないと分かっていても、その理由は分からないままなので心配で仕方がない。そんな日々だ。 今日「嘘を愛する女」という映画を観た。高橋一生目当てで観に行ったようなものだったが、なかなか考えさせられるポイントのある作品だった。現実によくありそうな話では決してないけれど、人間が持つ"混沌"の描写は

          世界の色は何色

          悪いですか?

          何にもならないことを考えたりして 悪いですか? 私にだって気が狂うような記憶とかあって たまに襲われては 全てを投げ出したくなったりするんです そんな中で見つけた音楽を 何よりも大切な宝物のように扱って 悪いですか? これが私の人生で 残念ながら 私は音楽以上に何かを無条件に愛することはできないかもしれないけど 音楽が好きな自分でいて 私は幸せです これが私だって割り切ってます 嫌いなものは嫌い 好きなものは好きって言いたいし それを行動にも移せる自分でいたいと思ってます

          悪いですか?

          変人になりたい

          基本的にはすごく普通の人でありたいと思っていますし、他の人を困らせるようなことは全力で避けたいと思っています でもそれを続けたら何もない人になりそうで怖いですし、何より、全然楽しくないだろうなって思います だから普通って何だろうって考えるのと同じくらい、自分はどんな変人になれるんだろうって考えてワクワクします みんなでどんどん変になってそれを呆れながら許し合えたら世界はとっても愉快なんじゃないかなと思うのです どうですか

          変人になりたい

          特にありません

          特に書きたいこともない日々が続いた。 実を言うと、進路が決まりそうだ。まだ分からないけど。そんなこんなでソワソワしている。 何が幸せなんだろうとか、ずっと考えているのだけど、みんなはどう思う?  自分で決めたことを最後までやり抜いて、その結果、人に感謝されたりできたら最高だよな、と思う。これは間違いない。 でもさ、何も考えてない人ばっかりで、嫌になる。 なんとなーく生きて、なんとなーく死んでいくことに抗おうとしていない人たち。 え、君の人生ってそんな野暮なものですか?

          特にありません

          支配

          たった一通のメールでこんなにも心が乱される感覚が不思議だ。 、、、 なんて思ってポエム的なものでも書こうと思ったけど、詩的な表現とかできないし普通の文を書くほうが自分には向いている。 玄関の映像をスマホで確認することで子供の帰宅を安全に見守ることができるサービスのCMを見た。とても便利だねと、いつも私たちを見守ってきた母は言ったけど、私たちはいつか心までも電子機器に繋がれてしまうのだろうか?-そんな風に思う私はやっぱりまだ20歳の大学生だ。 最近発売されたGoogle H