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自分に合った仕事を見つけるためのヒント

僕は現在、とある資格取得講座の中で、受講生を対象としたキャリアカウンセリングを担当しているのですが、資格取得に向けて頑張って日々勉強している受講生の中には、自分はこの資格を活かした仕事は向いていないと感じる人もいます。


最近は、経済産業省が主導するリスキリングの恩恵もあり、プログラミングやWEBデザインを学ぶ人も増えてきていて、IT業界の人材難にも一筋の光明は見えてきているのかもしれません。


しかし、補助金が出るからスクールに通いやすくなったとは言え、受講生全員がプログラマやWEBデザイナーとしての適正がある訳ではありません。 プログラミングは、今や小学校でも授業で教わるからと言って、これまで全くプログラミングに触れてこなかった人(特に文系の人など)が、いきなりC言語やJavaやPythonなどの言葉が出てきて、すんなり理解できるはずもありません。 でも、ほとんどの人が頑張って言語を理解し習得してプログラマを目指していますが、その学習の過程において、やっぱり自分には向いていないなと判断することも大切だと思います。



で、先日その講座の中のキャリアカウンセリングをしていると、相談者である受講生の方が、「資格は取得するけど、この仕事に就くことは考えてなくて、他の仕事を見つけたいけど、どうやって自分にあった仕事を見つけたらいいですか?」と相談を受けました。


実はこの手の相談は結構多くて、今現在仕事をしている人でも、今の仕事が自分に合っているどうか疑問に思いながらも生活や収入のために仕事をしている人も多くいます。

では自分にあった仕事ってどうやって見つけたらいいのでしょうか?


一つの方法として、適正検査を受けて自分に合った職業群を知る方法があります。 この方法が一番手っ取り早いかもしれませんし、自分なりに納得感が得られれば正解かもしれません。 僕も職業柄、色んな適正検査を受けてきて、出てきた回答はそれなりに納得できる内容ですし、自分でも想像できる回答が出てきます。 しかし、その職業は往々にして僕がやりたい仕事ではないんですよね。


僕考える自分に合った仕事とは、適正がどうでれ、自分の好きで成果の出せる仕事が自分に合った仕事の一つだと考えています。

自分に合った仕事がわからないという相談者には、これまでの経験や仕事を振り返って、できること、できるけどやりたくないこと、好きなこと、得意なことに分類して、その好きなことや得意なことを活かせる職業に就いた方が圧倒的に楽しいし、成果も出やすい、つまり収入にも繋がりやすいと考えています。


実は僕も昔、自分がやりたいことや向いている仕事がわからないまま、嫌々仕事をしていて、転職活動を機に、初めて自分に合った仕事について真剣に考えました。 その時は、当時のキャリアコンサルタントの先生に、これまでの仕事や経験を棚卸しすることを教わって、初めて自分に合った仕事に出会えたと感じました。

多くの人は、人生の中で働いている期間が最も長いと思います。 せっかくの人生なので、その長い職業人生を楽しく過ごすことで、より良い人生が送れるのではないかと考えています。


色んな事情があって、自分の好きな仕事ややりたい仕事に就けない人もいるとは思いますが、自分で仕事を選べる立場の人は、一度、長い職業人生について考えてみませんか?



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