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HSPとは?結論:刺激に敏感な人です


✔️本記事の内容

  1. HSPとは?4つの特徴「DOES」を具体例を交えて紹介

  2. あなたがhspかどうか簡単な診断テストでわかる

  3. hspだった場合、生きやすくなるヒントを提案

  4. まとめ


 この記事を書いている筆者は幼い頃から「生きづらさ」を感じており、2年前にその原因は自分が「HSPであるからだ」と知りました。その日から自分に合った「考え方」や「生きやすくなる方法」を試行錯誤し、いくつか見つけましたので共有します。

〈筆者の診断結果〉

1 HSPとは?4つの特徴「DOES」を解説



・HSP とは、「Highly Sensitive Person」の略で次の4つの特徴があります。

■ D:Depth of Processing/深く処理をする
  簡単に結論の出るような物事であっても、深くさまざまな思考をめぐらせる
■ O:Overstimulation/過剰に刺激を受けやすい
  刺激に対する反応が強く表れやすく、疲れやすい
■ E:Emotional response and empathy/全体的に感情の反応が強く、共感力が強い
  他人との心の境界線が薄く、相手の感情の影響を受けやすい
■ S:Sensitivity to Subtleties/些細な刺激を察知する
  他の人が気づかないような音や光、匂いなど、些細な刺激にすぐ気づく

心が疲れやすくて生きづらい...それは「HSP」かもしれません|サワイ健康推進課

 具体的な例をいくつか紹介します
 D:深く処理をする

  ・LINEの返信で落ち込む
   
絵文字がないだけで落ち込んだり、語尾が気になったりして
   文字を打ち直したりする

  ・相手の考えを先読みしてしまう
   
話しかけられたとき、相手がまだ何も言っていなくても
   その内容がだいたいわかる

 O:過剰に刺激を受けやすい

  ・機嫌が悪い人がいる空間が苦痛に感じる
   
たとえ自分が原因ではなくてもビクビクしてしまう

  ・人混みが苦手
   
ぶつからないようにしたり他人からどう見られているか
   考えたりしてしまうため疲れやすい

 E:全体的に感情の反応が強く、共感力が強い

  ・悲しいニュースを見て人一倍落ち込む
   
自分には関係のない事故を見て当事者の気持に共感しすぎてしまい、
   そのことが頭から離れなくなる

  ・悩み相談で本人よりダメージを受ける
   
相談者の受けた被害を聞いて背景を勝手に想像し、当事者より辛くなる

 S:些細な刺激を察知する

  ・扉の開閉音に敏感に反応する
   
大きな音で開けたり閉めたりされるとびっくりして心が乱れる

  ・匂いに敏感で好き嫌いが極端に分かれる
   
他人の車の芳香剤や香水の匂いに敏感で苦手な匂いだと気分が悪くなる

このように、さまざまな場面で人より敏感に反応してしまいます。
HSP の特徴を読んで、「自分もHSPかもしれない」と思った方はぜひ
下記の「HSP 診断」を受けてみてください。

2  HSP診断


難しい作業は一切なく「48項目ある次のような問いに5択で答えるだけ」であなたがHSP かどうかわかります。

ほかの人よりも、考えることに時間を使う
 ⚫︎ 当てはまらない
 ⚫︎ ほとんど当てはまらない
 ⚫︎ 少し当てはまる
 ⚫︎ ほぼ当てはまる
 ⚫︎ 完全に当てはまる

HSP 診断テスト

⚫︎ HSP診断テストはこちらをクリック!

筆者もこの診断のおかげで、自分がHSP だと気づくことができました。

3  HSPのあなたが生きやすくなるヒント


結論:sns上で「HSP仲間」を見つける & 激しく感情が動く状況を知り、事前に回避する。
  まず初めに、HSPは「病気」ではなく「生まれもっての気質」だということを理解しましょう。そして、うまく付き合っていくことで、より生きやすくなります。そこで僕が実践して効果のあった4つの方法を紹介します。

・twitterでHSP用のアカウントを作る
 twitter上には同じ悩みや気質をもつ仲間がたくさんいるので、まずは、HSP用のアカウントを作り、その人たちと繋がりましょう。
#HSP 」と検索すると「これ、自分と全く同じ考えだ」と思うようなtweetが出てきますから、特に共感できるtweetをした人をフォローしてみてください。
また、自分が普段の生活で得た気づきを「#HSP」のタグをつけて発信することで、共感してくれる方と繋がることができるので、どんどん発信することをお勧めします。

・snsでの情報を制限する
 twitterには「特定のワードをミュート」する機能があり、あらかじめ見たくないワードを設定することで、「うっかり見てしまう事故」を未然に防げます。僕の場合は「死亡」、「いじめ」、「うつ」 などのネガティブなワードを設定することで対応しました。また、LINEニュースやYouTubeなど、制限できないサービスを利用するときは、見てしまってもすぐにスクロールして何もなかったことにしています。他にも、テレビのニュースは大半が同情を誘うような「悲しい事故や事件」を毎日取り上げているので、そもそも見ていません。これだけでもかなり心の平穏を保てます。

・人は人、自分は自分と”極端なくらい”割り切る
  プライベートや職場でコミュニケーションをとるなかで、自分と反対の意見や暴論などにふれる機会は多々ありますよね。そんなときは心の中で「あなたはそういう考え方なんですね」と突き放すと少しは楽になります。たとえば、自分の好きなものを相手が否定していても、「あなたはそう思うんですね」と割り切り、適当に話を合わせましょう。共感力が強いからこそ、相手の意見を真に受けて落ち込んでしまう気持ちは良くわかりますから、うまくかわすことが大切です。
  
・どうしても割り切れないときは誰かに聞いてもらうor諦めて飽きるまでとことん悩む
  いくら対策しても寝る前に襲ってくる「不安」には勝てません。明日の仕事のこと、今日言われてずっと引きずっている言葉、頭の中でぐるぐる回ることありますよね。そんなときはひとりで悩まず「家族や友達に話を聞いてもらう」か、「twitterで吐き出す」のがおすすめです。それでも収まらないときは、「諦めて飽きるまで悩み続ける」と決めましょう。人は同じことをずっと考えることが苦手なので、いずれ眠れる時がきます。一番良くないのは「自分を責めてしまう」こと。そういう気質だと認めてあげることが一番大切なことなのです。

以上が筆者が生きやすくなるために気を付けていることです。
とはいえ、まだまだ対策ができていない場面もありますので、
他にもおすすめの方法があるよという方は、どんどんコメントしていただけると嬉しいです。

4 まとめ


 記事の内容をまとめると
 ⚫︎ HSPとは「Highly Sensitive Person」の略で次の4つの特徴がある
  ■ 深く処理をする
  ■過剰に刺激を受けやすい
  ■ 全体的に感情の反応が強く、共感力が強い
  ■ 些細な刺激を察知する
 ⚫︎ HSPが生きやすくなるには「仲間」を見つけ、「入ってくる情報を制限
  することが大切

 最後まで読んでいただきありがとうございました。
今、自分が「繊細すぎて辛い」と悩んでいるあなたの心が、少しでも軽くなることを願っています。


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