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プロテインを飲み始める方必見!正しくホエイプロテインを選ぼう!

こんにちは、篠原継之助です。

筋トレを始めて、かれこれ数年が経ちます。
筋トレ後にプロテインを飲むのですが、お腹を壊しやすいことがきっかけで、昨年はプロテイン開発を行い、Mio Proteinを作りました。

普段からプロテインを飲んでいる皆さん、何気なくプロテインを飲んでいませんか?
Mio Proteinを開発するにあたり、ボクはプロテインに関する勉強をしました。

そして、プロテインは自分に合ったものを選ぶことが非常に重要だと感じています。

今回はプロテインのなかでもホエイプロテインについて、ボクが学んだことをシェアしたいと思います。

ホエイプロテインは3種類あるんです!

1番メジャーなプロテインといえばホエイプロテインですが、皆さんはホエイプロテインとは何かご存知ですか?
ざっくりと動物性のタンパク質、という認識を持っている方が多いと思いますが、ホエイプロテインは牛乳に含まれるタンパク質のことを指します。

厳密には牛乳に含まれるタンパク質のうち、20%がホエイで80%がカゼインといわれています。

そのホエイプロテインにも実は3種類存在するのです。
ここでは3種類のホエイプロテインについて簡単にご紹介します。

ホエイプロテインコンセントレート(WPC)

ホエイプロテインコンセントレート(WPC)は、最も流通しているホエイプロテインです。

WPCのタンパク質含有率は65〜85%で、それ以外は糖質や脂質を含んでいます。
糖質をカットしていないため、甘味があって飲みやすいのが特徴です。

一方で、糖質が多い分カロリーが多めであることがデメリットとなります。

ホエイプロテインアイソレート(WPI)

ホエイプロテインアイソレート(WPI)は、糖質や脂質をカットしたホエイプロテインになります。

タンパク質含有率が85〜95%と高く、糖質や脂質をカットしているので低カロリーなのが特徴です。

ボクがそうなのですが、一般的にホエイプロテインには乳糖が含まれており、日本人は乳糖を分解する酵素が少ない方が多いため、乳糖をカットしていないWPCを飲むとお腹を下しやすいです。

WPIはWPCに比べ、乳糖が少ない分お腹を下しやすい方でも飲みやすいと思います。

また、デメリットとしてはWPIはWPCよりも高価なものが多いことがあげられるのですが、同じ量のプロテインに含まれるタンパク質含有率はWPIの方が多いため、タンパク質1gあたりの値段を考えるとあまり変わりません。

加水分解ホエイプロテイン(WPH)

加水分解ホエイプロテイン(Whey Protein Hydrolysate=WPH)は、酵素を使ってWPCをペプチドに分解したものです。

ペプチドとはアミノ酸が2〜50個程度結合したもので、アミノ酸が50個以上結合したものをタンパク質といいます。

WPHの特徴は、吸収速度が速いことです。
本来小腸でタンパク質をペプチドやアミノ酸に分解して体内に吸収するのですが、WPHはWPCをペプチドに分解しているため、ペプチドはそのまま吸収できます。

また、タンパク質含有率は約80〜90%とWPIと同じくらい高いことも特徴の1つです。
デメリットとしては、WPCやWPIに比べて値段が高価な点があげられます。

ホエイプロテインの正しい選び方とは?

ここまでホエイプロテインの種類についてお話ししてきましたが、実際どれが自分に合っているのか、なかなか難しいですよね?

次にホエイプロテインを選ぶ時のポイントをお伝えしようと思います。

まず大事なポイントは「牛乳でお腹を下しやすいかどうか?」です。
皆さん具体的な目的が違えど、健康のために飲むという点は同じはず。

健康のために飲むのにお腹を下してしまうのは、本末転倒な気がしてしまいますよね。
お腹を下しにくい方は、目的が体重増加であればWPCを、ダイエットであればWPIを選ぶといいでしょう。

これからプロテインを飲み始めるという方も、まずはWPCから試して様子をみてはいかがでしょうか?

また、お腹を下しやすい方は、WPCは避けた方がいいかもしれません。

そうなると、WPIかWPHになるわけですが、この2つの違いは吸収効率や価格になってくるので、ダイエット目的で価格を意識したいという方はWPI、価格は気にせず身体への吸収しやすさを求めたいという方はWPHを選ぶのがおすすめです。

まとめ

今回はホエイプロテインについて、種類や選び方をお伝えしました。

ここでお伝えした選び方はほんの一部で、他にも観点が色々あります。

また、プロテインはホエイだけでなく、ソイやカゼインもあるので、そちらについても今度ご紹介できたらと思います。

この記事を読んだ皆さんが、自分に合ったプロテインを選ぶ参考に少しでもなれば幸いです。


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