レインボーカラーになったり、トリコロールになったり・・・。
パリ市民に哀悼の意を表したり、平和を希求する思いを表現を素直に表現するのはわかる。
けど、2次大戦後の「戦勝国による世界秩序」や差別、貧困、格差社会etc...いろんなことが複雑に絡み合う中で、「自爆テロを決意させるほどの」怒りや憎しみ、悲しみを味わっている若者がいるという闇にこそ光を照らさなければならないのではないだろうか?
特にフランスは自由、平等、博愛を高らかに掲げる国。その国旗の元で「教養の格差、差別」が厳しく底辺から抜け出せないイスラム系移民の若者達の現実があるとも聞く。
現在のフランス国家はそれこそかつての酷い王政、教会の搾取に反旗をひるがえした市民達によって、おびただしい血が流された革命の後に樹立した国家。
その当時の人達がトリコロールを掲げるのは分かるけど、SNSでトリコロールに染める人がそんな覚悟をきめてそうしているとは到底思えない。
SNSは知り合いの近況を知るのに役立つからつながっているけど、みんなニコニコしていいね!ボタンしかない関係にアップする情報は限定されるし、その耐え難い軽さに合わせている自分に正直ついていけない自分もいる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?