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読書感想短歌2022

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2022年に読んだ本と、読書メモがわりのなんちゃって短歌。
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記事一覧

{読書感想短歌*34} 大崎梢 『サイン会はいかが?』

本屋にはあの日の名残りの君が居てYonda?パンダを欲しがっているhonyaniwa anohino nagorino …

ながおか
1年前
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{読書感想短歌*33} 恩田陸 『失われた地図』

ひとからげ普通名詞で兵隊と呼ばれるモノも父で息子でhitokarage futuumeiside soldier to yob…

ながおか
1年前
62

{読書感想短歌*32} アレクサンドラ・モス 『エリーの挑戦』

ハローハロー14のあたしの日記帳 開く勇気はまだないよ またね!HELLO HELLO 14 no atasino ni…

ながおか
1年前
56

{読書感想短歌*30} 本多孝好『魔術師の視線』

雨の日に君がぬれないようにする超能力としての置き傘amenohini kimiga nurenai younisuru tyo…

ながおか
1年前
54

{読書感想短歌*29} ジョン・ディクスン・カー『死が二人をわかつまで』

名探偵1人に担当警官が1名着任するというルール?meitantei hitorini tantoukeikanga itimei t…

ながおか
1年前
46

{読書感想短歌*28 } サラ・ペニーパッカー『なにをやるつもり!? クレメンタイン』

君のなかの〈いちばん〉すき、がひかってる あの子と比べた順位じゃなくてkimino nakano "itib…

ながおか
1年前
46

{読書感想短歌*27 } C・S・ルイス『魔術師のおい』

リンゴだけあなたにあげる くるくると剥いた螺旋を昇っておいでringo dake anatani ageru kurukuruto muita rasen wo nobotte oide ナルニア国のできるまで、もしくは、ナルニア国のつくりかた、的な?(ちょっとちがう)これまで読んできたナルニアが、なぜそういう世界になったのか、っていう伏線回収をいろいろできて楽しい、ナルニア誕生物語。最近の言い方だと、〈ナルニア 0話〉ね。 ※ナルニアには、どしても〈こどもでも読めるやわ

{読書感想短歌*26 } 馳星周『少年と犬』

誰を守るために生まれて何を知るために死ぬのか 獣は知るdarewo mamorutameni umarete naniwo …

ながおか
1年前
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{読書感想短歌*25 } 恩田陸『終りなき夜に生れつく』

人よりも秀でていたいと望むのに 人と違っていることは怖い?hitoyorimo hiidete itai to nozo…

ながおか
1年前
56

{読書感想短歌*24 } 誉田哲也『ノワール 硝子の太陽』

この風が吹けばあなたを思い出す 弔いの灯はともさぬままでkonokazega fukeba anatawo omoidas…

ながおか
1年前
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{読書感想短歌*23 } 輿水泰弘・碇卯人 他『相棒season5下』

どれほどの大義のためなら目の前の誰かを傷つけられますか、君dorehodono taigi no tamenara m…

ながおか
1年前
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{読書感想短歌*22 } 角田光代『笹の舟で海をわたる』

欲しいもの 手に入れたもの どちらでもないけど何故か持っているものhosiimono teniiretamono …

ながおか
1年前
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{読書感想短歌*21 } あんびるやすこ『おきゃくさまはオバケ!』

その頬を苺の色に変えられる僕も一種の染料だろうsono hohowo itigonoironi kaerareru bokumo …

ながおか
1年前
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{読書感想短歌*20} 大崎梢『晩夏に捧ぐ』

そんなにも戻りたい場所があるなんて! 噂の幽霊うらやんで夜明けsonnanimo modoritai basyoga aru nante! uwasano yuurei urayande yoake すっかり大好き化した成風堂書店シリーズ。今度は長編で、しかもお店を飛び出して地方の老舗本屋さんへ出張本屋探偵・旅情編。過去のとはいえしっかり人が亡くなってる事件なので、もはや日常系ミステリとは言えないかもしれないガチの探偵っぷりなのさ。 ※老舗の本屋さんに、亡くなった作家の亡