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【旅がらす事件帖】いったんカッコわるいひと。【第8話/直訴状に手を出すな】

こんにちは!
ここんとこSNS上で、尾藤イサオの『赤鬼と青鬼のタンゴ』がけっこう話題になっている件について、
〈 … 予 定 通 り ! 〉
とふかくふかく肯いております、ながおかです。

それにしても、さすがEテレさん、速攻で話題になっている。
なんで知ってるかというと、うん、サーチしてるからだね。尾藤イサオで検索かけるの日課だからだね。
…さらに嬉しいことには、わりとたくさんのかたが、
【 サ ラ マ ン ド ラ も 流 し て ほ し い 。】
旨の発言をされているん!です!よ!

なかには、
〈おやおや? これはうっかり顕在化してしまったわたくしの心の声かな?〉
ておもうほど、
『サラマンドラ』へのふかいふかい愛着を表明しているかたもいて、
やっぱり!けっこう!いるんです!
尾藤イサオの歌うあの、史上最高(※ながおか調べ。)の怪獣のうた
=『サラマンドラ』が、

※ 魂 に 刷 り 込 ま れ 済 み

の人類が。サラマンドラー、もしくはサラマンドリアンたちが。

『サラマンドラ』がすき、っていうtweetなりインスタなりを見かけるたびに、
(と、ともだちになりませんか…!!)
っておもうのだったけど、もしも自分が相手の立場で、誰とも知らぬ誰かからそういうかんじのDMとかきたら、ちょっとおびえるかもしれない(←リアル界では人見知り。)ので、とりあえず
 そ っ と イ イ ネ ! を 押 す 。
くらいの反応でぎゅっとがまんをしています。

ぎゅっとがまんをしているけれど、
これだけは言っておくぞ!(←ネット上では強気。)
あのね、わたしはね、

※ 尾藤イサオを愛するにんげんは、おおむねだいすきよ!

尾藤ファンならだいたいともだちっておもってる。
けっして声はかけないけれど、こころのなかでだけそっとともだちっておもってる。

■ (さておき。)
※〈旅がらす事件帖〉とは!
尾藤イサオ演じる《与之助》くんが、それはそれはつきぬけた可愛らしさを発揮する痛快時代劇シリーズだよ。
世直し旅をしてる主人公・神保直次郎(小林旭さん)のサポートをする天神太鼓の一座で、太鼓をたたいたり、わるもののおうちにしのびこんだり、のぞきをしたり、おはかをほりかえしたりなどしているよ。

※ 第8話〈直訴状に手を出すな〉は!
えっとね、地元のわるいお役人に苦しめられているお百姓さんたちがいてね、〈こんなにしんどいのは老中の阿部正弘さん(←直次郎の上司的なおじさま。)のせいだ!〉って思い込まされているわけ。でもじつはそれは、〈阿部正弘さんを悪者にしたてて、お百姓さんたちに直訴させちゃお☆〉ていう、ライバルの水野忠邦さんの陰謀だったんだよ、みたいなお話だよ。

■(さてさて!)
各話のゲストがいちいちゴージャス、でおなじみの〈旅がらす事件帖〉ですが、
この第8話で、名主さんや名主さんのお嬢さん(美人!)が止めるのにもかかわらず、《とにかく直訴したがるイケメンのお百姓さん》を演じているのは、なんと、

※ フォーリーブスの 江 木 俊 夫 さんだ!!!!

…えっと、エクスクラメーションをよっつもつけるほどの盛り上がりを見せておいてなんですが、
じつはわたくし、フォーリーブスのことはあんまりよく存じ上げないのです。なんとなく、誰にともなく、すみませんと言っておこう。すみません。
ていうか、えっ、マグマ大使のあの男の子?あれも江木さんなの?マジで??(←いまググった知識。)
て、いまさら驚いてるくらいうっすらとしか存じ上げないのに、
なにゆえエクスクラメーションをよっつ付けするほどはしゃいじゃってるのか、といいますとですね、あのね、わたしにとっての江木俊夫さんは、

※ 秋 組 の リ ー ダ ー の ひ と!

だからなのです!!

■(……。)
ええ、わかっております。
おおむねほとんどのみなさんが、ちょっと待て、とお思いのことでしょう。
秋組ってなんだよ、とお思いのことでしょう。

……。

いいでしょう、ご説明いたしましょう。
てゆうかもう望むところです。
いや待って聞いて、ほんと、興味なくても聞いて、説明したいの! 説明させて!

※〈秋組〉とは。
社長さんのキャラクターがどくとく、でおなじみ(かな?)の、通販会社〈夢グループ〉が主催している、昭和に活躍したアーティストがいっぱい出てくるすてきなもよおし…それが〈夢コンサート〉でございます。
こちら、なにぶん、たっくさんのアーティストさんが参加されている夢のようなもよおしのため、〈春〉〈夏〉〈秋〉と、季節のなまえが付けられた内部ユニットつうかチーム編成?みたいなのがあるわけなのです。
まあ、おおよそ、EXILE TRIBEにおける三代目J SOUL BROTHERS、みたいな立ち位置だとおもっていただけたら、うん、近くて遠いです。

そしてそして、われらが尾藤イサオが所属するユニットが!
Yes! そうです、チーム〈秋組〉なのです!!
最年長らしいです。いっちばん踊ってるし跳んでるしマイク回しまくってるけど、最年長らしいのです。アニキって呼ばれてます。わたしも呼びたいです。《尾藤のアニキ》。おっと、にわかに漂い出す任侠感。沖縄やくざ戦争感。

(おいといて、)
だからつまりね、私にとっての《江木俊夫さん》は、
〈秋組〉でMCしてるあのひと!
 ≒尾藤イサオの自由な立ち位置にちょっとふりまわされたり、尾藤イサオの放つダジャレにまきこまれてもらい事故したり、尾藤イサオの台本にない発言にびっくりさせられたり…しつつも、そこはかとなく尾藤イサオを〈甘やかし〉てくれてる気配のするあのひと!

※ 秋 組 の リ ー ダ ー の ひ と! 

なわけです。
エクスクラメーションを付けすぎた理由が、ご理解いただけたでしょうか。
そうです、わたくし、

※ 尾藤イサオを甘やかしてくれるひとは、かんぜんにだいすき!

なのです。
尾藤にダジャレ振ってくれるひともだいすきです。

■(本題本題。)
天保年間に戻りましょう。
〈8話の与之助は、ここがカワイイ♡ぞ!〉

★ 与之助、こまめに着替える。
なんでかわからないのですが、8話のよのさんは出てくるたびにお着物がちがいます。
日が変わったよ、というしるしかな、とも思いましたが、まわりの人たちは着替えてない。…もしかして、ファッションリーダー??

そんな〈もしかしてファッションリーダー!〉よのさんの、8話でのお召し物は、
・登場シーン/〈ブルー・ライトブルー・白〉のストライプ + 赤い脚絆(きゃわ!)。
・次のシーン/〈緑・茶・黒〉のストライプ。
・3回め/〈ブルー・ネイビー〉のストライプ + 白い脚絆。
…何回着替えても、ストライプしか着せてもらえない。これがファッションリーダーだとしたら偏向が過ぎるね、あきらかにストライプを流行らせようとしている。ストライプ業界(?)との癒着をかんじる。
ま、似合うからいいんだけど! ていうか、かわいいからいいんだけど!

そして、そしてね、ここへきて、やっと気づいたのですが…
いままでずっと〈男性陣の露出が高め〉だとおもってた「旅がらす事件帖」ですが…
 あれ? なんか…肌を多めに出してるのって…

※ 直さんと与之助だけじゃない?

…この書き方だと、何が言いたいのかわかりにくいかもですが、ようするに、

※ 小林旭さんと、尾藤だけじゃない?

てことで、つまりは、ひょっとして、うっすらと、

※ フ ァ ン サ ー ビ ス な の ? ?

や、だってね、よのさんてばね、お着物の裾のはしょりかたがだんだん大胆になってきてるし…って、よく見たら、まわりの男の子たちは中にステテコみたいのはいてるじゃん! ナマ足なのよのさんだけじゃん!
しかもいつのまにか、裾だけじゃなく衿まわりもだいぶんはだけがちになってきてる。場面によっては、えっとそれ、体表の5割程度しか包めてないですよね?なセクシースタイルになってきてる。
いや、セクシーていうか、もはや、じゃっかん、

※ 寒 そ う ?

★ 与之助、おねだりする。
陰謀発生してますよ!と、阿部正弘さんにお伝えするため、足が速い子キャラの忠吉くんが、江戸までお使いに出されることに。まさか走っていったわけではないと思うけど、〈急ぎのときは、忠吉くん〉ていうのがおやくそくになっているみたい。

それを聞いた与之助くん、
「あっしにも何かお役を!」
て、ワンコのようにわくわくとおねだりする。かわいいったらないぜ。
で、直さんたら、「お前さんにはちょっと辛いおもいをしてもらわなきゃならねぇ」とかなんとか意味深なことを言うんだけど、与之助ったらにっこにこで、
「へぃ!(=Yes!)」ってお返事する。
…いや待って、その「へぃ!」、軽くない? やすうけあいじゃない? ほんとにだいじょぶなの、与之助??

★ 与之助、賭場で遊ぶ。
てなわけで、はりきってわるものが仕切ってる賭場へ。
はりきってわざと負け、はりきってわざと捕まる…んだけど、はりきって捕まったとバレてもアレなので、適度に文句をいったり、適度に抵抗したりして、あんのじょうけっこう痛いことされてる。
なおかつ、わるいひとたちに囲まれて、
「博奕の借金はカラダで返すって決まってんだよ!」
とか、言われてる。
 …うん、言ってることはわかるけど、なんか、その言い方、誤解が生じそう…
や、でもだいじょうぶ、BL展開にはならなかったよ!(※あたりまえ)

まさかの与之助ヒロイン回だったらどうしようかとおもったよね、嘘だけど。

★ 与之助、肉体労働をする。
はりきって負け、はりきって捕まり、はりきって殴られ、はりきって工事現場的なところへ連れてかれて働かされる与之助。
と、そこへ、別件でつかまった江木俊夫さんも送られて来るのだ!…けど、残念ながら与之助と絡むシーンはなかった。会話するとこ見たかったなあ。

さて、はりきって捕まったよのさん、
工事用の木材を運んだり、まわりの話に耳をそばだてたり、転んだおじいちゃんを助けようとしたのをわるものにみつかってまたまた痛いことされたり、痛いことされたのに平気な顔しようとして「だいじょぶだいじょぶ」って立ち上がろうとしたら、立てなくてよろついて尻もちついたりで、おおいそがし。

…ああもう、俳優・尾藤イサオの、こういう場面における、

※ カ ッ コ の つ か な さ が 、 む し ろ カ ッ コ イ イ 。

かんじたるや!

…だってね、もしここで、フラつかずに立ち上がれるタイプの〈カッコイイ〉男性がおじいちゃんを助けたとしても、「うん、助けたのね」って、なるだけじゃないかしらとおもうんです。
でもでも、結果フラついちゃう尾藤イサオ(いや、与之助)が助けることによって、見るもののこころにじゃっかんの「いやいや、なんで助けたし?」が浮かんできて、
しかるのち、「だけど、助けたんだな」がやってくる。
この〈だけど〉が、あたかもボディブロウのように、あとからじんわり効いてくるんじゃないかと、おもうのです。ボディブロウは受けたことないけど、おもうのです。

きちんと強いにんげんが強くても、それは強いってことの表明でしかないけど、
ほんとはそれほど強くないにんげんが、自分は強くあれるって信じて強いことをする(けどやっぱりそれほど強くなかったりする)のは、
たぶん、自分はぜんぜん強くないって知っている、ほんとに強くないにんげんたちの勇気になる。
いつもは、むりだけど、いざとなったら。
わたしも、自分は強くあれるって自分に信じ込ませて、なにか、強いことを、してみよう。
…みたいな?

ええと、うーんと、つまり何が言いたかったかっていうとね、

※ 尾藤イサオは、ほんとの〈カッコイイ〉のための、〈いったんカッコわるい〉を、演じることができるひとなんだよ!

て、おもってるよ、って、いうことです。

★ 与之助、ほっかむりする。
報告を聞きにきた直さんに、人足風のほっかむりについて〈なかなか似合うじゃねぇか〉てからかわれたよのさんは、〈冗談じゃありませんよ、色男がだいなしだ〉って嘆くのだったけれども、ここで私見をさしはさむことを許していただければ、お言葉ですが、与之助さん、

※ ほ っ か む り も 、 か わ い い で す。

淡いグレーのてぬぐいをね。顎の下できゅっと縛ってるの。ふふふ。

★ のぞく。
その後、江木俊夫さんが直訴状を準備するところをものかげからのぞき、たいへんだ!って直さんに連絡して、今回の与之助くんの任務はぶじに終了するのでした、
が。なんか、〈足が速い担当〉の忠吉くんに対して、〈のぞき担当〉の与之助、みたいな慣例ができあがってきてるような気がするのがじゃっかん心配です。

…まぁいっか、情報大事よね! のぞいてるとこもカワイイし! とかなんとかてきとうなことをいいつつ、第8話の感想を終わります。礼。

■(ところで、)
ふと思ったのですが、時代劇の髪型って(ちょんまげがあるから見逃しがちだけれど)、サイド部分は後ろに向かってぴったりなでつけられていますよね?
ていうことは、たぶんおそらく、あれって、もしかして、

※ リ ー ゼ ン ト の 亜 種 じ ゃ な い ?

尾藤イサオの時代劇時のルックにあんまり違和感が生じないのは、
江戸時代の格好って〈けっこうロックンロール〉だからなんじゃないかと、
ちょっと思ってる。







(  わんこの写真の ↓ )
<a href="https://pixabay.com/photos/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=1209129">Free-Photos</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=1209129">Pixabay</a>からの画像

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